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人事部門の変革第三章 戦略企画部門としての人事

(3)戦略企画部門としてのアプローチ

3つの「見える化」

前述した戦略的な人材マネジメントシステムによって経営資源としての人的資源を有効に活用するためには、人的資源を一律の基準で評価し「見える化」する必要がある。従来「マス」(同一特性を持つ大集団)で捉えていた人材を、異なる役割・特性を持った複数の集団に構造化して捉えることで、それぞれに最適な人材マネジメントを行うことができる。そのためには、以下の3つの視点による人的資源の「見える化」を行うことが有効である。

<図3-2> 人的資源の3つの「見える化」

<図3-2> 人的資源の3つの「見える化」

<人材カテゴリ>

  • 求められる役割・職務をあらわしたもの。人材マネジメントにおける「方針」の立案を目的としている。

<人材モデル>

  • 人材の能力・スキルといった特性をモデル化・数値化したもの。人材マネジメントの中心となる「コンテンツ」。

<ポートフォリオ分析>

  • 人材の相対的な位置づけや状態を表したもの。人材マネジメントにおける運用の対象・方向付けを判断する「ツール」として利用する。

次章からはこれら3つの手法について、説明していこう。