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人事部門の変革第二章 サービス部門としての人事(前編)

1.はじめに

第一章において、これからの人事部門は「サービス部門」「戦略企画部門」「リスクマネジメント部門」という新しい役割に対応していけるようになることを求められているということを確認した。本章ではまず「サービス部門としての人事」について、詳しく見ていきたい。

(1)現場における人事課題の変化

第1章で見てきたように、「新しい」人事課題は従来の関わり方では解決することが難しいものばかりである。これらの課題は共通して「現場」に密接していることが分かる。つまり、「現場」と一体になって対応しなければ解決できない課題と言うことができる。
 
<図2-1>

図2-1

では、今まで人事部門と「現場」は一体になれていなかったのであろうか。会社によって状況は異なると思うが、やはりそこには「壁」があるケースが多いのではないかと思う。
人事部門は労務管理・人事管理を担う「管理部門」として位置づけられてきた。つまり会社の中の「役所」のような存在であったと言える。もちろん、そうであっても「公共サービス」の提供はしてきたことには違いがない。ただ、「現場」からは「必要ではあるが成果に直接つながらない負担の重い作業を振ってくる部門」と見られてはいなかっただろうか。
このような関係を変化させ、人事が本当の意味で「現場」のパートナとなるためのキーワードが「サービス部門化」である。つまり「役所型」から「民間企業型」への転換である。