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SOAの課題

SOAのメリットを生かしたSOAシステムを導入するためには、いくつかの注意点や考慮すべき点があります。

1.導入前に考えること

サービスの再利用性向上によるSOA化のメリットを実現するために下記の5つのポイントでSOAのサービス設計をアプローチします。

SOAのサービス設計をアプローチする5つのポイント

  1. 戦略・システムコンセプトからの方針の策定
    事業戦略やシステムコンセプトを認識し、サービス粒度やSOAの適用範囲の明確化など、プロジェクトの基本方針を策定
  2. ビジネスプロセスの標準化
    ビジネスプロセスを構造化・パターン化し、業務視点でのサービス化を検討
  3. SOA構築の標準プロセスの確立
    各工程、各層の開発プロセスと成果物を整理し、プロジェクト全体で標準プロセスを共有
  4. 業務視点・サービス視点での設計アプローチ
    業務視点、サービス視点双方からサービス検討をアプローチすることでサービス粒度のばらつきを回避
  5. 標準設計ガイドによる属人化の排除定
    事業戦略、システムコンセプトから導き出されたサービス化基本方針とシステムを構成するアーキテクチャ標準からサービス設計時の設計標準を定義

2.導入時の課題

SOAシステムの導入時には、以下の課題があります。

サービス粒度の誤り

  • 適切なサービス粒度設計を行わないと、再利用性の低いシステムとなります。
  • サービス粒度が小さすぎると実装段階での作業量の増加や性能問題が発生します。また、サービス粒度が大きすぎると、再利用性が低下します。

業務視点からの検討不足

SOA化やSOA対応のツールやミドルウェアの活用が目的となってしまい、本来の目的である業務システムの改善を行うための業務視点のアプローチを忘れると、業務改善につながりません。

3.導入後の課題

SOAシステムを導入後、システムの運用状況の監視やシステムを変更する場合、以下のような点を念頭に実施します。

システムの監視

  • レスポンス状況の確認
  • 障害発生頻度の確認

システム変更時の注意点

  • SOAシステム構築時に確立した標準プロセス、標準設計ガイドに基づいた設計
  • サービスのインタフェースを変更する必要が生じた場合、及びサービスを追加する必要が生じた場合の設計方針を標準化
  • サービスの再利用率や開発コスト、及び開発期間のモニタリング

4.注意点・落とし穴

サービス設計では、以下のような注意点や落とし穴があります。
注意点と落とし穴の双方を常に意識しながら、設計・実装を行う必要があります。

注意点

  • トランザクションの連携
  • トランザクション量、メッセージサイズによる連携方式の切り分け
  • エラー処理の対応
  • データの同期
  • 実行順序性の考慮

落とし穴

  • 再利用性や汎用性を追求しすぎて、中間層が増加することで性能が劣化
  • データ一貫性を無視したサービス粒度設計による煩雑な補償処理
  • サービス機能の実装方式に依存した独自なサービスインタフェース仕様
  • オーバースペックな汎用性による開発コスト増大

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