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セキュア情報利活用

昨今、オープンデータ時代の情報流通が加速する中、個人に関する情報(以下、パーソナルデータ)の利活用に関する関心が高まると同時に、プライバシー保護に対する要求も高まっています。パーソナルデータは取扱いに慎重を要する機微な値を含むことから、個人を特定する情報等を削除しても他の情報との照合によって個人が特定される可能性があるため、安全管理の徹底が求められています。一方、パーソナルデータを活用するには、傾向や特徴を掴むために一定水準の精度が必要です。
そのためNEC中央研究所では、データの安全性を保ちプライバシを保護しながら、医療分野・災害対策・マーケティング分野等での有効活用を実現するための、パーソナルデータの利活用技術の研究をしています。

情報利活用プラットフォーム

セキュア情報利活用プラットフォームのイメージ

パーソナルデータの高度な匿名化を高速に実現しプライバシーを保護

NECは、パーソナルデータのプライバシー保護をより高度かつ高速に行う技術を開発しています。
パーソナルデータは、性別や生年月日のように一個人に一つの値となる属性(単一値属性)と、例えば病名や投薬名のように一個人に複数の値が含まれる属性(集合値属性)の組み合わせからなる複雑な構造を有しています。従来は、単一値属性と集合値属性をそれぞれ分けて匿名化していたため、精度や安全性に課題がありました。
そこでNECは、データの精度を保ちながら単一値属性と集合値属性をまとめて高速に匿名化(k-匿名化、注)し、個人が特定されるリスクを大きく低減するアルゴリズムを開発しました。本技術を活用することで、医療情報や健康情報、生活情報や位置情報など様々なパーソナルデータをより高度に匿名化することができ、それらのデータの安全な有効活用が可能になります。

(注) k-匿名化:個人に関する情報(パーソナルデータ)に対して、他の情報との照合から個人の特定を防ぐための手法の一つ。

スマートフォン向けの匿名認証

匿名認証とは、本人やスマートフォンなどの機器のIDは秘匿(匿名)にしたまま、アクセス権限だけを確認しサービスを利用可能にする技術です。本技術は一般に多様かつ膨大な演算や処理をともなうため、CPUやメモリなどの計算資源や電力を豊富に利用できるパソコンなどが必要であり、スマートフォンなどの小型端末での利用が課題となっています。
そこでNECでは、2012年、フランス国立研究機構(ANR)のプロジェクトにおいて、フランステレコムやマイクロソフトなどの企業・研究機関と共同で本技術の研究開発を開始しました。NECでは従来から匿名認証技術の研究を行っており、日本企業で唯一、プライバシー保護の取り組みが盛んな欧州でのプロジェクト参画が決まっています。
本研究では、非接触通信におけるセキュリティとプライバシーを暗号技術によって担保する匿名認証技術を、スマートフォンなどの小型端末を用いたサービスで実現することを目指します。

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