ページの先頭です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. 企業情報
  3. 研究開発(R&D)
  4. スマートコミュニケーション研究チーム
  5. 研究内容紹介
  6. 適応映像配信制御技術
ここから本文です。

警備、救護、防災を支える映像配信技術(適応映像配信制御技術)

固定監視カメラと警備員の目による従来の警備スタイルでは、現場と警備本部との情報共有が十分にできない上、監視の死角や人物捜査の見逃しのリスクがありました。一方で、一部の先進的な警備システムでは、映像配信の活用が進められてきていますが、イベント会場のように混雑した通信環境では警備に必要な品質の映像をリアルタイムに配信することができていませんでした。NECでは、10秒先までの通信スループット変動を予測し、適応的に映像の圧縮率とコマ数を制御することで現場の状況認識に十分な品質の映像をリアルタイムに配信することができる「適応映像配信制御技術」を開発しました。この技術は、警備だけでなく救急医療現場や災害現場において患者の容態や被災地の状況の正確な伝達など社会の安心・安全に大きく貢献します。

警備、救護、防災を支える映像配信技術(適応映像配信制御技術)

① 通信スループット(帯域)予測

過去1分間の通信スループット変動をAIで分析。予測モデルをリアルタイムに構築し、未来の通信スループット変動を確率的な広がりで予測。

安定した変動
(定常状態)

不安定な変動
(非定常状態)

② 適応レート制御

通信スループットの予測に基づき、圧縮率とコマ数を制御。過剰な圧縮での映像品質劣化を避け、警備、救護、防災に利用可能な品質の映像配信を実現。

適応レート制御なし

適応レート制御あり

関連リンク

関連情報・関連論文

雑誌等

  • 吉田裕志, "[6] 適応映像配信制御技術 ベストエフォート型ネットワークでも高品質かつ滑らかなリアルタイム映像配信を可能に," 特集 NEC中央研究所による最先端のAI/ICT技術創出と社会価値創造のため事業化に向けたR&D, BUSINESS COMMUNICATION, Vol.55, pp.92-93, Jan. 2018.
  • 吉田裕志, 甲斐 夏季, 金友大, 里田浩三, "パブリックセーフティを支える映像配信技術," NEC技報,Vol.70, No.1, pp.52-55, Sept. 2017.
  • 吉田裕志, 甲斐夏季, "通信スループット予測をベースに救急医療現場の情報伝達を支援する「ライブ映像配信制御技術」を開発,", pp.16-17 コンセンサス5-6月号, NUA, May 2016.

論文

  • N. Kai, H. Yoshida, and K. Nihei, "An Ensemble Method for Estimating TCP Throughput on Application Layer," 15th IEEE Annual Consumer Communications & Networking Conference (CCNC 2018), Jan. 2018.
  • K. Nihei, H. Yoshida, N. Kai, D. Kanetomo, and K. Satoda, "QoE maximizing bitrate control for live video streaming on a mobile uplink," 2017 14th International Conference on Telecommunications (ConTEL), pp.91-98, June 2017.
  • 吉田裕志, 笹島和幸, 村瀬勉, 里田浩三, "ネットワークレオロジー: 粘弾性体モデルによるネットワークスループットの動特性解析," 電子情報通信学会和文論文誌B,Vol.J99-B, No.1, pp.1-17, Jan. 2016. 【第12回通信ソサイエティ優秀論文賞受賞】
  • 吉田裕志, 二瓶浩一, 甲斐夏季, 金友大, 里田浩三, "適応ライブ映像ストリーミングシステムにおける再生バッファ設計手法," 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.115, No.370, IN2015, pp.83-88, Dec. 2015.
  • N. Kai, H. Yoshida, K. Nihei, K. Satoda, and D. Kanetomo, "A dynamic rate switching method for live video streaming using a smart device," 2015 21st Asia-Pacific Conference on Communications (APCC), pp.585-589, Oct. 2015.
  • 吉田裕志, 二瓶浩一, 甲斐夏季, 金友大, 里田浩三, "TCPスループット予測に基づくライブ映像配信制御," 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, p.47, Sept. 2015.
  • 吉田裕志, 笹島和幸, 村瀬勉, 里田浩三, "画面転送システムのためのQoE駆動型レート制御手法," 電子情報通信学会和文論文誌B,Vol.J97-B, No.11, pp.1106-1121, Nov. 2014.
  • H. Yoshida, K. Satoda and T. Murase, "Constructing stochastic model of TCP throughput on basis of stationarity analysis," 2013 IEEE Global Communications Conference (GLOBECOM), pp.1544-1550, Dec. 2013.
  • K. Satoda, H. Yoshida, H. Ito, and K. Ozawa, "Adaptive video pacing method based on the prediction of stochastic TCP throughput," 2012 IEEE Global Communications Conference (GLOBECOM), pp.1944-1950, Dec. 2012.
  • 吉田裕志, 里田浩三, "アプリケーションレベルでのTCPスループットの定常性解析と予測モデル構築," 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.112, No.352, IN2012-128, pp.39-44, Dec. 2012. 【情報ネットワーク研究賞受賞】
  • 吉田裕志, 里田浩三, 野垣 智士, "TCPスループットの確率的拡散予測に基づく映像配信制御," インターネットコンファレンス2011, pp.57-66, Oct. 2011. 【プレゼンテーション賞受賞】
  • H. Yoshida, K. Nogami, and K. Satoda, "Analysis of Network Throughput Dynamics with Viscoelastic Material Model," 2011 IEEE International Conference on Communications (ICC), pp.1-6, June 2011.
  • H. Yoshida, K. Nogami, and K. Satoda, "Proposal and evaluation of Joint Rate Control for stored video streaming," 2010 IEEE International Workshop Technical Committee on Communications Quality and Reliability (CQR 2010), pp.1-6, June 2010. 【Best Paper Award受賞】
  • 吉田裕志, 里田浩三, "映像パケットの流体モデルに基づく映像ストリーミング制御," 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.108, No.458, IN2008-201, pp.411-416, Mar. 2009.

スマートコミュニケーション研究チームの研究

ページの先頭へ戻る