Sustainable Earth
地球との共生

資源消費と環境負荷を抑えて
地球と共生する社会へ

これからの30年、世界人口の増加と都市化は地球環境に大きな負担と自然災害の増加などの脅威をもたらします。
NECは、変化し続ける地球の姿を見える化し、限りある資源の効率・公平な配分や、影響への予兆対策を通じて、地球と共生する社会の実現に貢献します。


すでに地球1.5個分の資源を消費している社会

 2050年には地球2個分の資源が必要と計算されるなか、世界自然保護基金(WWF※1)が発表した「エコロジカル・フットプリント」は、人類はすでに地球の生物生産力の1.5個分もの資源を消費していることを示しています。つまり、使いすぎている地球0.5個分の資源は、未来へとつながる自然資本を取り崩していることになります。
また、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC ※2)」の報告書では、地球温暖化による気候変動がさまざまな重大リスクを引き起こすことが指摘されています。
私たちが地球と共生し、持続可能な社会を築くためには、こうした資源や気候変動の課題に対して、どのような手を打つべきなのでしょうか?

地球規模でのセンシングなど、ICTが貢献できること

資源を最適に利用し、気候変動のリスクに備えるために、ICTが貢献できる範囲は大きく広がっていきます。人工衛星をはじめ、地上や地中、海底など、あらゆる場所に張り巡らされたセンサーによって、多面的な環境データをリアルタイムに収集することで、環境変化を地球規模で把握できるようになります。
 さらに、AIやシミュレーション技術の進化、スーパーコンピュータの能力向上は、膨大な環境データを瞬時に解析し、資源の最適利用や自然災害の事前対策、被害の最小化を可能にします。
NECはICTを活用し、地球と共生しながら持続可能な社会の実現に貢献していきます。

NECの未来への取り組み

地球と共生した持続可能な社会の実現に向けて、NECはさまざまな環境問題の原因解明や対策を支援していきます。


地球の姿を把握して、未来を予測する「地球シミュレータ」

(画像提供:海洋研究開発機構)

NECのベクトル型スーパーコンピュータ『SX-ACE』を利用した「地球シミュレータ」(国立研究開発法人海洋研究開発機構)は、気候変動に関する複雑で大規模なシミュレーションに、広く利用されています。地球温暖化の影響の精細な評価、将来の気候変動の予測、台風や集中豪雨の再現・予測、地震発生メカニズムの解明、広域・高分解能の津波の浸水予測など、さまざまな分野で貢献が期待されています。

貴重な森林を守る「火災警報・即応支援システム」

NECでは赤外線カメラの温度監視技術により、火災対策を支援しています。肉眼では監視できない火災レベルでも、常な温度の検出時にはアラート通報を行い、森林管理者は火災発生状況を赤外線カメラの画像モニターで即座に確認できます。
また、方位データに基づいた火災発生場所の特定や気象状況から延焼地域の予測を行い、消防隊へ的確でスピーディな消火活動の指示を行うことで、貴重な森林の被害を最小限に抑えます。

NEC Vision Book 2017を読む

社会価値創造のビジョンや取り組みについて、より詳しい内容をご覧いただけます。是非ご一読いただければ幸いです。