社会価値創造レポート
Quality of Life

急がれる医療改革
医療従事者の負担はICTでいかに軽減できるか

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NECは2/24(金)に東京、3/3(金)は大阪で「NEC医療セミナー2017」を開催いたします。
マクロ環境の変化、ICTの急激な進歩により、医療における情報システムの役割は刻々と変化しつつあります。
当セミナーでは医療機関における先進的な取り組みをご紹介する講演や、NECが提供する医療ソリューションを多数展示しております。
皆さまのご来場をお待ちしております!

社会課題と、それに向けた世の中の動き、NECの取り組みや提案をまとめた「社会価値創造レポート」は、もうご存じでしょうか?
今回はその中の「Quality of Life」編から「未来に向けて」をピックアップしてご紹介します。
今回のテーマは「ASEANで実証。グローバルに向けたNECの診断補助ICT」です。


グローバルに向けたNECのASEANでの取り組み

がん患者が増加傾向にある日本では、高度な病理検査・病理画像解析技術やそのための装置が開発されてきました。一方で海外に目を向けると、医療従事者や病床・機器・技術・薬などの医療資源が不足している国は多く、特にアジア新興国では病理医をはじめとする人材の整備が追いつかず、また病理画像解析技術も未導入であることが珍しくありません。高度な技術を持つ日本の医療産業を海外に拡大すれば、このような課題の解決につながり、世界中の多くの人に質の高い医療サービスを提供できる可能性につながります。

このような取り組みの1つとして、経済産業省の調査事業※においてNECの病理画像解析システムである「e-Pathologist」によるタイと日本の病理診断比較検証が行われました。このシステムは高度な画像認識技術とNEC独自の機械学習技術を応用することにより、病理スライド画像からがんと疑われる領域を抽出し、細胞数のカウントなどを高精度かつ高速に行います。これにより病理医の見逃し防止と診断の効率化を支援する役割を担います。

また2016年9月20日にカンボジアにて開所式が開催された日本式医療施設「サンライズ ジャパン ホスピタル プノンペン」は、救命救急センターを中心に脳神経外科や健康診断などの日本式医療サービスを提供します。この施設で利用されるNECの「多言語対応クラウド型問診サービス」は、日本語、英語、カンボジアの公用語であるクメール語に対応し、患者の自覚症状や生活歴、既往歴などの問診情報を、タブレットを用いて患者もしくは看護師などから正確に漏れなく収集するためのものです。さらに収集した問診情報を分析し、この後に行うべき処置や検査の候補を表示して、医師の所見入力をサポートするなど、適切な診断を支援します。

今では高齢化や生活習慣病の増加に伴う医療費の増加、医療資源の不足などの課題はグローバルにおける共通課題であり、世界保健機関(WHO:World Health Organization)が定義した「健康寿命」、健康的な生活で生涯を全うできる寿命を延ばすことが求められています。その解決策の1つとして、セルフメディケーションなどによる「治療から予防」への意識や動きも高まっています。NECは人とICTが融合したヘルスケアサービスにより、個々人が生き生きと輝く社会の実現に貢献します。

NECは、社会やお客様の本質的な価値の追求を大切にしながら、ICTを活用した新たな社会価値を皆様とともにデザインし明るい世界(Brighter World)に取り組んでいきたいと考えております。

本レポートの内容やNECの取り組みについて、ご意見・お問い合わせなどございましたら、ぜひお声掛けください。

多言語対応クラウド型問診サービス 症状入力画面イメージ
英語や日本語に加え、クメール語(カンボジアの公用語)でも表示できるため、患者からの情報収集や、カンボジアと日本の医療従事者間での連携において、スムーズなコミュニケーションを実現
  • 経済産業省「平成25年度日本の医療機器・サービスの海外展開に関する調査事業(海外展開の事業性評価に向けた調査事業)」

いかがだったでしょうか?

次回(2/13公開予定)は、Industry Eco-System編から「社会課題」をお届けします。

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NECは2/24(金)に東京、3/3(金)は大阪で「NEC医療セミナー2017」を開催いたします。
マクロ環境の変化、ICTの急激な進歩により、医療における情報システムの役割は刻々と変化しつつあります。
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