社会価値創造レポート
Lifeline Infrastructure

新興国の渋滞解消に不可欠な
新たな取り組み

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各地域の企業と協力して進める次世代交通インフラ

モスクワ市内の各ディスプレイは無線機能を搭載しており、ネットワークを使って表示する情報を更新したり、ディスプレイの状態を管理できます。

NECは各地域の企業と協力した次世代交通インフラの構築を、制度も含めたシステム設計から取り組んでいます。

例えば2015年10月にNECは、フランスの大手企業ブイググループの道路建設会社であるコラス社と、道路交通システムの高度化に関して協力する基本合意書(MOU)を締結しました。現在、両社はNECの画像認識・解析技術などを活用しながら、フランス国内に設置されている、一定数以上の乗員のいる乗用車向けの専用車線「カーシェアリングレーン」において、各車の乗車人数を効率的に把握する「乗車人数検知プロジェクト」を共同で進めています。NECはコラス社とともに、複数人乗車の効果的な普及促進を通して、CO₂の削減、交通渋滞の緩和、事故の低減を目指すとともに、ITS(Intelligent Transportation Systems:高度道路交通システム)分野など社会ソリューション事業における協業の拡大を検討していきます。

ITSに関してはほかにも、ロシアのシステムインテグレータであるシトロニクス社とともに、モスクワ市内のITS実現に貢献しています。NECは、モスクワ市内の道路28カ所に3メートル四方の大型LEDディスプレイを設置し、ドライバーに交通渋滞や事故、天気予報などをリアルタイムに知らせるとともに、目的地への最適なルートを表示することを可能にしました。

アジアへと目を向けると、NECは現在、バングラデシュにおける交通料金徴収システムの構築を進めています。この事業は、JICAが実施する技術協力プロジェクトを共同で受注したもので、ダッカ市における複数の公共交通機関を共通のICカードで利用できる交通料金徴収システム(クリアリングハウス)を構築することで、交通の円滑化を目指しています。そしてこのシステムの中核に、NECが日本国内で培ったIC乗車券システムの構築ノウハウや技術が活かされています。

このようにNECは成長を続ける新興国の課題を見据え、交通網の最適化や交通料金回収、売り上げアップや顧客満足度の向上など適材適所でのICT活用で大きな実績を上げつつあります。

NECは、社会やお客様の本質的な価値の追求を大切にしながら、ICTを活用した新たな社会価値を皆様とともにデザインし明るい世界( Brighter World)に取り組んでいきたいと考えております。

本レポートの内容やNECの取り組みについて、ご意見・お問い合わせなどございましたら、ぜひお声掛けください。


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