社会価値創造レポート
Lifeline Infrastructure

新興国の渋滞解消に不可欠な
新たな取り組み

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社会課題と、それに向けた世の中の動き、NECの取り組みや提案をまとめた「社会価値創造レポート」は、もうご存じでしょうか?
今回はその中の「Lifeline Infrastructure」編から「社会課題」をピックアップしてご紹介します。
今回のテーマは「交通渋滞がもたらす深刻な損失と、求められるイノベーション」です。


世界レベルで経済に深刻な影響を与える交通渋滞

2015年の国連統計によると、1950年には25億人であった世界人口は、2040年には91億人に、そして2050年には97億人に達すると予測されています。

日本をはじめ欧州の先進国の人口は出生率の低下などにより概ね減少もしくは一定レベルで保たれる一方、中近東やアフリカ諸国を中心に人口急増が予測されます。また、今後こうして増加していく人口の多くは、都市部に集中する傾向が加速すると見られています。

人口の増加と都市部への人口集中によって生じる大きな社会課題が、交通渋滞です。交通渋滞に伴う社会へのマイナスインパクトは大きく、経済的な損失と深刻なレベルでの大気汚染を引き起こします。現在、道路交通需要の伸びや非効率的な自動車の使われ方により、道路交通渋滞は年々悪化の一途をたどっています。時間損失がもたらす経済的損失、物流コストの増加は、既に世界レベルで経済に深刻な影響を与えているのです。

こうした交通渋滞に起因する具体的な損失として挙げられるものの1つが、人件費です。渋滞による移動時間の増加は、労働時間の増加につながります。また、燃費を悪化させるだけでなく、CO₂と窒素酸化物の排出量も増えるため、大気汚染や地球気候変動の要因ともなっています。

欧州の位置情報サービス会社によると、世界の交通渋滞都市のワースト1はメキシコの首都メキシコシティで、2位以降はタイのバンコク、トルコのイスタンブール、ブラジルのリオデジャネイロ、ロシアのモスクワ、ルーマニアのブカレストと続いています。ただし、この調査にはアジア地区のデータが十分に含まれていないことが推測され、世界有数の渋滞都市と言われるインドネシアのジャカルタなどがランキングの上位に入ってくることが容易に想像できます。

世界の交通渋滞過密ランキング

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