グローバル・メガトレンド

これからの地球と世界の潮流

世界では今、巨大な変革が急速に進んでいます。持続可能な社会を築いていくために、広い視野と高い柔軟性、そしてICTを原動力とした新たな社会インフラが求められています。


2050年には、「地球2つ分」の資源が必要

国連の予測によると、世界の人口は現在の73億人から2050年には96億人に増加します。人口の都市部への集中やボーダレス化に伴い、人やモノの移動も拡大していきます。その結果、エネルギーや水、食糧などの資源消費が拡大し、現在のような都市型ライフスタイルを続けた場合、2050年には「地球2つ分」の資源が必要になると言われています。また、地球温暖化による異常気象や自然災害、国や地域で異なる人口問題、テロなど、世界が抱える社会的・政治的課題も、数多くあります。
こうしたなか、地球と共生しながら持続可能な社会を築くためには、社会の仕組みや生活を柔軟に変化させて、地球資源を効率的に使う必要があります。そのため、社会課題の解決に、ICTが貢献できる範囲は大きく広がっています。

社会変革や世界が抱える課題解決にICTが貢献

AIやIoTなどのICTをはじめ、ロボット、ドローン、医療・バイオなど、さまざまなテクノロジーの進化は、未来に向けた社会の新しい枠組みや今までにない新たな価値を創造する中心的な役割を果たしていきます。
日本でも国の取り組みとして、ICTの最大限の活用によりサイバー世界と実世界(フィジカルな世界)を融合することで、新たな価値が創造され、豊かな暮らしがもたらされる「超スマート社会」の実現に向けた「Society5.0」の推進が、2016年1月に閣議決定されました。
社会変革や世界が抱える課題解決など、デジタル化を通じて実現するイノベーションによって、経済や社会のあり方、産業構造が急速に変化するデジタル産業革命が起きようとしています。

出典:OECD・FAO・PwC・国連のデータをもとに作成

よりよい社会を創るために。
未来を見据えたグローバル・メガトレンド

世界的な人口増加に伴う地球資源問題や温暖化による自然災害、複雑化する政治や経済、さらに急速に進むテクノロジーの進歩など、さまざまな課題や変化が複雑に絡み合っています。NECは今後10年の世界や社会のうねりを6つのメガトレンド(大きな潮流)として整理しました。これらのメガトレンドはそれぞれがつながり、その影響は連鎖し合います。
そして潮流の速さはさらに増しており、正確に「未来を予測」することがますます難しくなっています。変化が激しいからこそ、地球規模の大きな潮流を長期的な視点で正しく捉え、その本質を理解することが重要です。また、未来に起こりうるさまざまな局面をあらかじめ想定し、複数のシナリオをつくって未来に備えることが必要です。
NECはグローバル・メガトレンドを見据えながら、お客さまと共に社会課題や多様化する脅威に対応する「デジタル新時代の共生社会」の実現に向け、新しい社会インフラの構想と実現に取り組んでいきます。

社会課題の解決に向けた世界の動き

課題解決に向けた動きは、国連をはじめとして世界に広がっています。2015年9月の国連サミットでは、2030年に向けて貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会などの17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が策定されました。

NEC Vision Book 2017を読む

社会価値創造のビジョンや取り組みについて、より詳しい内容をご覧いただけます。是非ご一読いただければ幸いです。