バリュー・クリエイターに聞く
[QUEK Joo Khuan]

シンガポールを拠点として、各国や地域に最適なサイバーセキュリティソリューションを提供します

NEC初の海外事業部としての役割と業務は何ですか

QUEK Joo Khuan
NEC
グローバルセーフティ事業部
(サイバーセキュリティ)
グローバルビジネスリーダー
QUEK Joo Khuan

多様化・巧妙化するサイバー攻撃への対策は、グローバルな課題として世界中でその重要性と緊急度が高まっています。そうした状況の中、私が所属するグローバルセーフティ事業部(Global Safety Division、GSD)は、NECが初めて海外に設置した事業部です。GSDは、安全・安心なサイバーセキュリティソリューションを提供し、世界の国々や社会にパブリックセーフティの可能性を拡げることが大きな役割です。
シンガポールに拠点を置くこの事業部で私は、グローバルビジネスリーダーとして3つの事業を主に担当しています。第一は、シンガポールにおけるソリューションビジネス開発・販売と、サイバーセキュリティチームの運営・強化です。第二は、グローバルに適用できるソリューションの開発や展開。そして第三は、Regional Competence CenterとしてAPAC地域に対するソリューション・サービスの専門的な技術サポートです。


グローバルなビジネス展開における業務のポイント、特に力を入れている点を教えてください

グローバルなビジネスでは、言語の問題をはじめ、法規制やポリシー、顧客ニーズ、インフラの整備状況など、地域や国によってさまざまな違いがあります。こうした違いを効率よくクリアし、業務を効率よく進めるために私たちは、Ready to sellというプロセスをもとにビジネスを展開しています。商品やSIの定義、価格、ロジック、メンテナンスなどの要件を、予めきちんとドキュメントに定義し、それをチェックシートとして実際のビジネスに適用しているのです。
サイバーセキュリティの国際ニーズに幅広く対応するため、私たちは人材育成に特に力を注いでいます。たとえばシンガポールの経済開発庁と協力している戦略的出向・研修プログラムでは、専門的なサイバーインテリジェンスの拠点として日本で開設した「サイバーセキュリティ・ファクトリー」で5ヶ月の研修トレーニングを実施。サイバーセキュリティに関する高度な専門家育成を行っています。こうした人材育成は、日本のNECと綿密な連携体制があるからこそ実現できることです。


ビジネスリーダーとして業務で心がけていること、今後の展望を聞かせてください

今般、この日本において実績のあるサイバーセキュリティ・ファクトリーをシンガポールにも開設しました。日本のサイバーセキュリティ・ファクトリーと協働し、サイバー攻撃の脅威情報を共有し、お客様に24時間の安全を提供していきます。
日本の業務ノウハウやプロセスを、そのまま海外に展開するのではなく、日本での実績や技術をもとに、各地の事情や顧客ニーズに応じたソリューション開発、サービスの最適化を図ることが重要だと考えています。シンガポールとしての独自要素を加えてグローバルなセキュリティ監視ネットワークを強化していきたいと思います。今後はAPACのみならず、欧州や南米、アフリカなどへも先進のセキュリティソリューションを提供していきます。

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社会価値創造のビジョンや取り組みについて、より詳しい内容をご覧いただけます。是非ご一読いただければ幸いです。