ケーススタディ

事故や事件を減らし、市民や観光客に安全・安心を

アルゼンチン ティグレ市様

街中に設置したカメラの映像を、リアルタイムで解析。
高度な画像解析技術で、街に潜む危険をすばやく検知します

住民や観光客双方にとって、より安全・安心な街づくりへ。アルゼンチンのティグレ市様では、パブリック・セーフティの向上に向けて、NECの高度な映像監視ソリューションを活用した「街中監視システム」を構築しました。犯罪者などの捜索に役立つ高精度な「顔認証」、事故につながる危険運転や不審車両の「行動検知」、盗難車両を迅速に特定する「ナンバープレート認証」など、NECは世界に誇る多彩な画像解析技術を提供。設置したカメラの映像で街中を見守る先進のシステムで、事故や事件の防止などに大きく貢献しています。


国内外から多くの人が集まる、
街の安全・安心の向上が大きな課題でした

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから約32km。国内外から多くの人が集まり、毎週末には市の人口が平日の3倍に膨れ上がるティグレ市では、直面している交通量の多さや治安などの課題を解決して、住民と観光客の双方が安全・安心に日々を送れる街全体の基盤づくりが急務となっていました。また、事件・事故の抑制や治安の向上を実現するには、情報を統合した効率的な管理システムの構築、さらに警察をはじめとして公共機関がすばやく連携できる仕組みづくりも求められていました。

1000台のカメラ映像をリアルタイムで画像解析して、
街中の危険を察知

ティグレ市では、街中監視システムの構築のため、鉄道のターミナル駅や船の港湾施設など、主要な場所に約1,000台のカメラを設置しました。撮影された膨大な映像情報は、NECが開発した画像分析技術でリアルタイムで処理され、街に潜むさまざまな危険を検知します。NECが提供した世界一※の精度を誇る「顔認証」は、予め登録された顔写真のデータベースとの照合で、犯罪者や行方不明者のスピーディな捜索を可能にします。また、ひったくりなどの犯罪につながるバイクの2人乗り運転や死亡事故につながるノーヘルメット運転、不審な行動や車両を見つけ出す「行動検知」、盗難車の発見に役立つ「ナンバープレート認証」など、NECはさまざまな画像解析技術を提供しています。さらに、過去の犯罪発生場所を地図上に表示する犯罪発生マップも、NECが開発しました。

  • 米国国立標準技術研究所( NIST:National Institute of Standards and Technology)のベンチマークで1位を獲得

情報の統合管理と、
公共機関同士のスピーディな連携も実現しています

街中監視システムのすべての情報は、ティグレ市に建設された専用オペーレーションセンターと危機管理室に集約され、統合管理されています。これによって、警察へのすばやい通報や検察、司法、公共機関のスピーディな連携も実現しました。構築したシステムは、将来を見据えた拡張性もポイントです。ニーズに合わせてシステムの機能強化や新たな技術の追加なども、柔軟に行うことができます。IoTを活用したこの取り組みで、ティグレ市では車の盗難が約40%低減するなど、大きな成果が出ています。セーフティ関連のソリューションにおいて世界40ヵ国で500システム以上の提供実績を誇るNECは、ティグレ市の安全・安心の向上をこれからも力強く支援します。

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社会価値創造のビジョンや取り組みについて、より詳しい内容をご覧いただけます。是非ご一読いただければ幸いです。