ブックタイトルNEC Vision Case Studies and Highlights

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概要

NEC Vision Case Studies and Highlights

ICTとエネルギー技術が融合したソリューションを提供NECは、再生可能エネルギーの普及に向けて、これまで培ってきたICTが支えるさまざまなソリューションを用意しています。大規模発電所から一般家庭まで、さまざまな領域に価値を提供しています。まず、あらゆるものを見える化する「視覚化技術」。スマートメータや電力インジケーターなどを利用し、再生可能エネルギー量、原油価格、電力需要予測、蓄電量、電気料金など、多様で不確実な実世界のデータを収集してリアルタイムで視覚化していきます。次は、収集したデータの「分析・予測技術」。N E C独自の異種混合学習技術などのビッグデータ分析で、エネルギーシステムの数学的モデルを作成。熱量や充電駆動パターンの分析、また電池寿命や電力需要などの予測を高精度で実現し、要件・コストに応じた最適な運用方法を提案します。そして、ピークシフト・ピークカットなど、高度なエネルギーマネジメントを可能にする「最適化技術」があります。これら最先端のIC Tと共に、周波数調整、予備調整力、再生可能エネルギー連携、送配電・電圧調整機能など、さまざまな電力の安定化機能を持つ蓄電システムを融合することで、エネルギーの最適化を実現していきたいと考えています。さらに、大型蓄電システムが置けないエリアなどで、そのエリアに分散している需要側の蓄電システム群をリアルタイムで充放電制御することで、仮想大型蓄電システムとして使うことができる統合監視・制御ソリューションなど、新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。これからもNECは、最先端のICTとエネルギー技術を融合したソリューションで、人と地球にやさしいエネルギー社会の実現に貢献します。事例NEDO※様※国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構携帯基地局の燃料コストとCO2排出を改善するエネルギーマネジメントシステム実証実験を開始インドでは全国的な携帯電話加入者の急増に伴い、都市部だけではなく地方まで携帯電話基地局の設置が拡大されています。しかし、停電が頻繁に発生する地域や、電力供給を十分に受けられない地域も数多く存在しているため、通信事業者は停電時に基地局運用を継続するための手段としてディーゼル発電機を使用しています。このため、インド国内全体で年間200万キロリットル以上という莫大なディーゼル燃料が消費されるとともに、1,100万トン以上という大量のCO2が排出されており、環境への影響も懸念されています。そこでNECは、再生可能エネルギーとリチウムイオン蓄電システムなどをICTで制御する携帯電話基地局向けエネルギーマネジメントシステムを導入しました。インド国内各地20カ所でディーゼル燃料の消費量を削減するとともに、安定的な電力を供給するための実証実験が始まっています。将来的にインド国内約40万の携帯電話基地局に導入した場合の省エネ率(削減率)は約50%となり、毎年100万キロリットルのディーゼル燃料の消費量削減が見込まれています。NECはグローバルでのエネルギー事業開拓を通して、大切な資源を無駄なく安定提供し、人々の安全・安心で快適な生活を支えています。携帯基地局向けエネルギーマネジメントシステムテレコムタワー太陽光発電リチウムイオン蓄電池データシェルターEMSリモートサーバ(集中管理)整流器電力系統ディーゼル発電機再生可能エネルギーを優先使用し、停電時は蓄電システムの電力を使用するなど、ディーゼル燃料消費量を削減。また基地局設備状況をネットワーク経由で集中管理し、的確な制御を行っています。34