ブックタイトルNEC Vision Case Studies and Highlights

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概要

NEC Vision Case Studies and Highlights

例えばロボット技術の開発では、下水道管路内を清掃しない状況下、専用調査ロボットが管路内の画像を撮影し、NEC独自の画像解析技術により不具合(破損など)を自動検出できます。これにより、地中に埋設された膨大な距離の下水道管路の劣化状態、不具合箇所などを効率的に把握し、調査・評価にかかる工数を大幅に削減します。NECはこのように、最先端技術を総合的に組み合わせ、重要インフラの安全・安心な運用に貢献します。水資源のトータルマネジメントを実現国連環境計画(UNEP)発表の「第4次地球環境概況(G E O 5)」によると、水不足や安定的に水を利用できない「水ストレス人口」は、2025年には世界人口の3分の2に達するとの予想です。欧米では、水道管の老朽化が著しく、漏水が深刻な問題となっています。地下に埋まっている水道管は目視やカメラでの監視、漏水箇所の特定が非常に困難です。通常、熟練技能者が特殊な探知機で路上から音により確認しますが、深刻な漏水事故も多く発生します。NECがスイスのグッターマン社と開発した漏水監視サービスでは、高精度な水流音感知センサーや収集したデータを送るネットワーク、クラウドを組み合わせ、その解析結果から水道管の漏水箇所をピンポイントで特定します。ウェブから漏水発生状況を正確に把握でき、効率的に漏水を早期発見し、漏水被害を最小に抑えてインフラ維持コストの低減に貢献します。さらに英国インペリアル大学との研究では、水圧や振動データをセンサーで収集し、ビッグデータ技術でモデリングしてポンプやバルブを電子制御。高効率な水道インフラの構築で老朽化する水道管の破裂を回避し、需要量に必要十分な水量を届ける無駄のない水道インフラの運用ができます。NECは優れた技術を持つパートナーとの連携を強化して水に関連する課題を解決していきます。事例中国電力様ビッグデータ解析で大規模プラントの「いつもと違う挙動」を早期に検知中国電力島根原子力発電所では、出力、温度、圧力などの膨大な運転データ(ビッグデータ)から、設備の異常を可能な限り早い段階で検知すべく、NECの「故障予兆監視システム」を導入し、有効性を確認しています。同システムは、大規模プラントに設置した大量のセンサーからの情報を、NEC独自の「インバリアント解析技術」を用いて分析し、故障の予兆を検知する世界初のシステムです。中国電力との約3年にわたる研究では、過去のトラブル事象時のデータを解析することで、事例によっては従来よりも数時間早い段階で機器の故障を検知できることを確認しています。異常を初期の段階で見つけることで、予備機への切り替えや補修など、プラントに与えるダメージを極小化することが可能になります。インバリアント解析技術のイメージ通常時の全センサーの関係の深さを自動マッピングしたうえで、運転データにおける「いつもと違う」関係を見つけ出します。18