ブックタイトルNEC Vision for Social Value Creation

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概要

NEC Vision for Social Value Creation

明るく希望に満ちた社会の実現に向けて第1章2050年の地球の姿このままでは地球2つ分必要国・地域から見た姿都市人口1.8倍東・東南アジア1.1倍エネルギー需要水需要人口サハラ以南アフリカ2 .1倍1.8倍1.6倍先進国1.1倍温室効果ガス新興国・途上国2.0倍東西・中央アフリカ10%以下温室効果ガス1.5倍1.7倍食糧需要高齢化率日本・韓国・シンガポール35%以上(出典:O ECD・FAO・P w C・国連のデータをもとに作成)E7※2は64%になる試算もあり、今後の世界の政治経済はG7中心型の構造から、新興各国を含む多極型の構造へと大きく変容し、政治的にも経済的にもパワーの分散化が進むでしょう。新たなテクノロジーやサービス、自然災害や伝染病など、特定の国・地域で発生した出来事はまたたく間に世界に伝わり、日々の暮らし・株価・人道支援など、その影響の範囲はグローバルに拡大しています。さらに、インターネットの世界的な普及がそれを後押ししています。ネット利用者数は2014年には30億人を突破し、2050年には世界人口の約8割の80億人になると予測されています。ビッグデータ分析、人工知能、ロボットなどの技術進化とあいまってパラダイムシフトが起きつつあります。国・地域を越えたソーシャルネットワークサービス、動画投稿サイト、個人レベルで資金調達可能なクラウドファンディングなどI C Tサービス進化により、「個」の影響力はさらに高まります。世界経済のネットワーク化は、各国の相互依存性をさらに強めます。経済発展を背景に新興国から新たなイノベーションが生まれ、それが先進国に広がる「リバース・イノベーション」も増えるでしょう。インターネットの広がりにより、機密情報の漏えいやサイバー攻撃、国家によるインターネット規制や「忘れられる権利」(プライバシーの保護のためインターネット上の個人情報を削除できる権利)の保障など、新たな脅威や対策の必要性が生じています。実世界とサイバー世界の融合はすでに始まっており、この世界的な潮流はますます加速していきます。求められる新しい社会インフラ2015年9月の国連サミットで、2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)※3」が正式に採択されました。その中に「インクルーシブ」というキーワードがあります。貧困・格差・障害に苦しむ人々を、誰一人取り残さず、包括的に受け入れる社会を目指すという考え方です。今後は、実世界だけでなく、サイバー世界においても包括的(インクルーシブ)な取り組みが大切となるでしょう。例えば、これまで十分な教育・医療が行き届いていない地域や人々に対して、遠隔医療やオンラインによる映像授業などを活用し、実世界とサイバー世界の両面から浸透を図る※3 17ゴール・169ターゲットからなる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)7