ブックタイトルNEC Vision for Social Value Creation

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概要

NEC Vision for Social Value Creation

明るく希望に満ちた社会の実現に向けて第1章Service-Oriented Hardware :サービスの起点となる柔らかいHW仮想化や抽象化といったICTの進展により、多くのハードウェア(HW)の機能をソフトウェアで定義することが可能になってきました。こうしたソフトウェア化の流れは、IT機器のみならず飛行機や自動車にまで広がってきています。ソフトウェア化された柔らかいハードウェアは、運用中であっても機能を追加・変更することが可能になるという大きなメリットを有しています。そのようなハードウェアの設計は、将来の新しいサービスの追加を予見したものでなくてはなりません。こうした物理システムの変化は、アフターサービスといった従来の概念を超え、製品の提供者と顧客とを永続的につなげるサービスへと変わっていくでしょう。Adaptive Robotics :社会に適応するロボティクス生産性の向上に直接寄与し、当たり前になりつつあるロボティクスですが、ロボットをネットワークにつなげることで、知能・感覚・駆動を分散させる「クラウドロボティクス」という新たな概念も提唱されています。これにより、ロボティクスは実世界に働きかける制御の役割を果たすものとして、ICTシステムの重要な構成要素になっていきます。さらに、ロボットは目的に応じ、産業用のもの、移動のためのもの、人間とコミュニケーションを行うためのもの、など異なる方向で進化をしていきます。ロボットが自律性を獲得することによって生産性が飛躍的に向上するとともに、人のパートナーとしても、社会の中で重要な役割を担う存在になっていくでしょう。Cloud to the Edge :エッジに広がるクラウドHolistic Security :IT・人・モノの全体セキュリティこの先IoTが進展していくことで、センサーやアクチュエータ、各種ネットワーク機器など、ネットワークのエッジ部分にも計算処理機能が備えられるようになるでしょう。そうした未来のIoTシステムは、クラウドとエッジの双方を組み込んだ構成となり、データ量やリアルタイム性などの要件に応じて役割を分け、柔軟な処理、動的な制御が可能となっていくでしょう。実世界の情報は、より近い場所で処理されていくため、激しい変化にも、素早く対応できる価値が生まれます。I oTの普及は、セキュリティの対象領域を物理システムへと拡大していきます。実世界と結びついたIoTシステムでは、サイバー攻撃と同時に、人間による設備への侵入や破壊などのリスクも考慮しなければならず、それらのリスクは個別ではなく相互に連携して発生する可能性があります。サイバーセキュリティの強化とともに、映像監視による侵入発見など、実世界のセキュリティ対策と連携させた全体セキュリティの強化が必要になります。19