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海底ケーブルの秘密に迫る! ~世界の海に沈んでいる知られざる“光の道”【前編】

 「フェイスブックやツイッターなどのインターネットサービスは、日本国内だけでなく、海外の人とも普通にやりとりができますね。また、YouTubeの動画を見たり、Ustreamで海外からのライブ中継を見たり、海外からのデータも簡単に受け取ることができます。でも、海外の人たちとどのようにつながっているのか想像できますか? 実は、海の底に横たわる海底ケーブルでつながっているのです。びっくりするほど膨大な通信データが、たった1本の海底ケーブルの中を行き来しているんですね。

なかなか目にすることのない縁の下の力持ちですが、この海底ケーブル、いったいどのようなものなのでしょう?

今回は、海底ケーブルベンダーのシェアで世界トップ3(アジア大洋州地域ではトップ)に入るNECの海洋システム事業部を訪問し、海のように(!?)深~いお話をお聞きしようと思います。」

ブラジルからNECの海底ケーブル部隊にやってきたシステム・エンジニア。主に通信キャリア(電気通信事業者)向けに、その需要や目的に応じて最適な海底ケーブルを設計・提案する海底ケーブルの専門家。

三田
こんにちはコガさん。さっそくですが、まず海底ケーブルとはそもそもどのようなものなのか、簡単におしえていただけますか?
コガ
はい。海底ケーブルは、海を越えてデータ通信を行うための光ファイバケーブルで、みなさんが使っているフェイスブックやツイッターなどの海外からの情報は、この海底ケーブルを通って伝えられています。こういった情報の他にも、YouTubeの動画やUstreamなど海外からのライブ中継、また国際電話の音声データなど、海外からの通信データのほとんどが、海底ケーブルで届けられているんですよ。
三田
なるほど。例えばわたしが東京でアメリカのウェブサイトを開くとしますよね。するとその信号が、海底ケーブルを通ってアメリカ大陸まで行き、そこから海底ケーブルを通って帰ってくるということでしょうか?
コガ
はい。そういうことになりますね。海底ケーブルは、アメリカと日本だけでなく、ヨーロッパやアフリカ、東南アジアなど、世界中をつないでいます。大陸でいうと、南極大陸をのぞく、すべての大陸が海底ケーブルでつながっているんですよ。
出典元-米国Telegeography社『2012 Submarine Cable Map』
三田
へぇ~、こんなにたくさんの海底ケーブルがあるんですか。わたしたちがインターネットや電話で世界中の人たちと簡単につながることができるのは、海底ケーブルがあってこそなんですね!
コガ
その通り! ちなみに、みなさんの身近なところでいうと、大リーグの試合中継も海底ケーブルで届けられているんですよ。
三田
え、大リーグの試合中継もですか? あれは通信衛星で中継されていると思っていました。