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Orchestrating a brighter world
世界の想いを、未来へつなげる。

NEC 代表取締役 執行役員社長 遠藤 信博

NEC 代表取締役 執行役員社長
遠藤 信博
(2014年11月20日「C&Cユーザーフォーラム & iEXPO2014」より)


ICTの力と効率的な社会インフラ


本日は「Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。」というテーマで、お話しさせていただきます。

私たちは「NECグループビジョン2017」を掲げています。1977年、当時会長の小林宏治が「C&C」すなわちコンピュータ・アンド・コミュニケーションを提唱しました。それはコンピュータとコミュニケーションの融合により、非常に豊かな社会ができるという提案でした。そして現在、「ICT」という言葉に象徴されるように、コンピュータとネットワークは1つに融合して、大きな力を発揮するようになりました。この力を使い、C&Cの提案から40年後の2017年に向けて、NECグループは「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」になる、というビジョンを掲げたのです。このビジョンにはICTの力を最大限に使い社会に貢献したいという想いが込められています。

これからの地球を考えると、現在、地球上の人口は70億人ですが、2050年にはそれが90億人になるといわれています。そのうち都市に住む人口は現在50%の35億人ですが、その比率が2050年には70%になり、63億人が都市に住むと予想されます。人口増加は1.3倍ですが、都市の人口は1.8倍になります。この1.8倍の増加が人間社会に大きな変化を与えます。エネルギーは現在よりも1.8倍、食糧は1.7倍、水は1.6倍必要になります。そうした状況下、地球規模で様々な資源に対して現在のほぼ2倍の要求が出てきます。この要求に対し、どう効率的にインフラを利用し、限りある資源を有効に使っていくかが重要になってきます。一方、日本の人口は2060年には1億2,000万人から8,000万人台、約67%に減少するといわれています。日本では現在の60~70%の人口で、今あるインフラを支える必要があります。効率のよいインフラにしていかなければ支えていけません。NECのICTがどのようにインフラを支えることができるか。どのように社会に貢献できるか、それが本日のテーマです。


NECが取り組む7つの社会価値創造テーマ


新しい社会基盤に対して、NECは「安全」「安心」「効率」「公平」の観点から、ICTの力で貢献できると考えています。その観点から、新しい事業ブランドメッセージ“Orchestrating a brighter world”を発表しました。ここには、私どもNECグループが、人間社会に価値を提供し、貢献していきたいという想いが込められています。“Orchestrating”は、人間社会、皆様、お客様と一緒に考えながら価値を創造していくという意味です。そして“brighter ”という言葉には、「明るい」という意味と、もう1つ「賢い、スマートな」という2つの意味があります。その意味で“Orchestrating a brighter future with brighter solution”「賢いソリューションで、明るい未来を創っていきたい」というのが、私たちの想いです。

では、どのような領域で私たちは貢献できるのでしょうか。それを明確にするために、先に述べたような、人類が直面する社会課題を解決する「7つの社会価値創造テーマ」をまとめました。

7つの社会価値創造テーマ7つの社会価値創造テーマ

(1) 地球との共生を目指す「Sustainable Earth」
(2) 安全・安心な都市と行政基盤を作る「Safer Cities & Public Services」
(3) 安全・高効率なライフライン「Lifeline Infrastructure」
(4) 豊かな社会を支える「Communication」
(5) 産業とICTが新結合する「Industry Eco-System」
(6) 枠を超えた多様な働き方を創造する「Work Style」
(7) 個々人が躍動する公平な社会を実現する「Quality of Life」

この7つのテーマの中心となる価値が「安心」「安全」「効率」「公平」です。そして、その価値を創り出す核として、ICTがあるのです。