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NEC iEXPO関西 2014 スペシャルセッション
ビッグデータ活用成功のために ~先進的な活用例と課題への挑戦~

2014年7月10日
「NEC iEXPO関西2014」より

大阪ガス株式会社
情報通信部 ビジネスアナリシスセンター 所長
河本 薫 氏
NEC 取締役執行役員常務 兼 CMO  清水隆明
モデレーター:
株式会社野村総合研究所
ICT・メディア産業コンサルティング部
主任コンサルタント 鈴木 良介 氏


ビッグデータで社会価値創造を

NEC取締役執行役員常務 兼CMO (チーフマーケティングオフィサー)清水 隆明

NEC
取締役執行役員常務 兼
CMO (チーフマーケティングオフィサー)
清水 隆明

世界の人口が90億になると予測される2050年。人口増大をベースとした経済成長が期待される一方で、「安全・安心な暮らし」や「効率的な資源活用」などをいかに実現していくかが地球規模での重要なテーマとなっています。NECでは、そうした課題の解消に向け「社会ソリューション」事業に注力。そのなかで最も重要な分野の1つに位置づけているのが「ビッグデータ」です。もちろん、その活用は企業のビジネスにも多大な価値をもたらします。NECはビッグデータ活用による価値創造に向けたお客様の取り組みを強力に支援すべく、すべてのプロセスで求められる多様なニーズをトータルに支援できる体制を整備しています。


ビッグデータの活用がビジネスの課題解決のカギに


2050年、世界の人口は90億に達し、都市に住む人口は現在の1.8倍、エネルギーや食料、水についての需要もそれぞれ現在の2倍近くに膨らんでいくと予測されています。そうした中で、社会全体における重要テーマとなっているのが「『安全』『安心』『効率』『公平』な社会をいかに持続的に実現していくか」という問題です。

ただしこの問題の解決は一朝一夕にはいきません。というのも、これまでとは異なる新しい「社会の仕組み」が求められるからです。そこでNECでは、2013年4月に発表した新たな中期計画のなかで、社会価値の創造を目指す「社会ソリューション事業」を主要ドメインに据え、こうした問題の解決に向けた取り組みをを積極的に推進しようとしています。

社会ソリューション事業を展開する上でキーテクノロジーの1つとして位置づけているのが「ビッグデータ」です。実世界で発生する多種多様なデータを収集・認識して予測判断を行い、それに基づいて対応・行動し、その結果をまた実世界へとフィードバックしていくという一連のサイクルを通じて、様々な社会課題の解決につなげていこうとしているのです。もちろんビッグデータの活用は、社会問題だけではなく、企業が抱える様々な課題解決にも役立ちます。

ビッグデータの活用サイクルビッグデータの活用サイクル

NECではビッグデータによる価値創造を一連のサイクルとしてとらえており、それを回していくことで様々な社会課題やビジネスの課題解決に役立ていこうとしています。


ビッグデータ活用に関わるプロセスをトータルに支援


国内のIT投資が、「コスト削減」や「業務改善」を中心とした“守りの投資”から、「売上の向上」や「新規事業の創出」といった“攻めの投資”に転ずる機運が高まってきたことも重要なトレンドです。実際、安倍政権による「骨太の方針」や「日本再興戦略」などにおいても、企業のIT投資の拡大が重要なテーマに据えられています。また、今後企業では、東京オリンピックの開催が決まった2020年を1つのターゲットとして、投資を拡大していく流れが加速していくでしょう。ビッグデータへの投資は、まさにその典型になるはずです。

ただし、これまでのIT投資では、得られる効果が概ね明確だったのに対し、ビッグデータ活用については「やってみなければわからない」領域が多いのが実情です。このため、最初から多額の投資をすることは難しい。そこで、できるだけコストをかけずに実証実験(POC; Proof of concept)を実施し、そのなかでターゲットを明確に定めて投資をしていくという「リーンスタートアップ」といった手法が、今後ますます重要になるでしょう。


ビッグデータ活用が効果的な4つの領域とは


実際にビッグデータを活用する上では、その適用領域を考えておくことも重要です。NECでは、これまでに数多くのビッグデータ活用に関する商談をいただきましたが、ビッグデータに対するお客さまの期待価値は「オペレーション高度化/最適化」、「情報管理の強化、犯罪・不正の検知」、「製品・サービスの価値向上/改善」、「顧客の獲得/維持、販売促進」という大きく4つに分類できます。

また、適用領域の選定とともに、その活動で実現される成果を最大化するためにも適用プロセスを着実に整備しておく必要があります。例えば、まず上流の「戦略立案」において、「何を実現したいのか」、あるいは「どのような価値を追求するのか」を明確化すること。続いて、実証実験を通して上流で描いていた価値が実現できるのかを検証し、さらに新たな価値の発見に向けた「分析・評価」を実施すること。最後に、実際に現場でも活用することのできるシステムの「導入・運用」を行い、ビジネス価値を追求していくという一連のプロセスです。

ただし、最終的にお客様が求める価値は、個々の状況に応じて多種多彩です。ツールだけが欲しいというお客様もあれば、まずは上流のコンサルティングのみを行って欲しいというお客様、上流からIT基盤の構築・運用まで、一括して力を借りたいというお客様もいらっしゃいます。

そこでNECでは、「ビッグデータインテグレータ」としてこうしたお客様の要求をトータルに支援できる体制や人材を拡充。これからも、NECの持つ豊富な技術やアセットを活用し、お客様とともにビッグデータのもたらす価値を発見し、さらにはその価値を最大化する取り組みを推進していきます。

ビッグデータの価値創造プロセスビッグデータの価値創造プロセス

NECでは「ビッグデータインテグレータ」という立場で、ビッグデータ活用にかかわる「戦略立案」「分析・評価」、そして「導入・運用」に至るプロセスをトータルに支援しています。