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1952年 通信工業界初のデミング賞を受賞 ~日本初の品質管理と名のつく部門の誕生~

戦後、GHQは通信設備の復旧を急がせたが、日本電気などが製造した装置の品質が悪く問題となった。まず困ったのが放送機、そして当時東京・大阪間に200回線位しかなかった有線通信だった。原因は真空管であった。GHQの民間通信局(CCS)のマギール(もとWE(Western Electoric)社技師)は品質管理に問題があると見抜き、玉川製造所副所長の小林宏治と技術担当西尾秀彦に統計を基礎とする品質管理手法を伝授することとした。

1946年10月9日より、毎週二人はマギールのもとに通った。講義は英語で行われたが、通訳の意味が分からず、通訳なしで聴いたという。マギールの教えの一つは「QC部門は製造,技術,販売とは独立して品質の責任を持つべきである」というものだった。翌年2月、玉川の検査部に品質管理課が設置され、課長には検査部長代理の西尾が兼務で就任した。「品質管理」という名のつく職制は、日本で初めてだった。
(西尾秀彦談ほかによる)

その後、日本電気は統計的品質管理を生産面に応用して多大の効果を上げ、1952年には早くも「デミング賞」を受賞した。

マギールを囲んで拡大する日本電気の品質管理向上に寄与した
マギール(前列中央)、
右隣が後任のサラソン。
左隣が小林宏治、
後列左が西尾秀彦。

マギールの講義を記録した西尾ノート拡大するマギールの講義を
記録した
西尾秀彦のノート

「日本初の品質管理課長」の辞令書拡大する日本初の
品質管理課長となった
西尾秀彦が受け取った
辞令書

デミング賞の表彰状拡大する1952年に
日本電気が受賞した
「デミング賞」の表彰状

小林宏治が作成した「教科書」拡大する小林宏治が作成した
「教科書」。
小林はこれを使って
東京大学で
講義を行った。
この教科書は
毎年改訂が行われた。