「Hotto Motto」がさらなる店舗サービス強化に向けて、iPad上で動作する「NEC モバイル POS」を採用
~国内企業最多となる2,700店舗への導入を実現~
2018年2月26日
日本電気株式会社
NEC は、株式会社プレナス(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:塩井辰男、以下 プレナス)のさらなる店舗サービス強化に向けて、つくりたてのあたたかいお弁当をご提供する持ち帰り弁当のブランド「Hotto Motto (ほっともっと)」全2,700店舗に、「NECモバイルPOS」を納入しました。
「NECモバイルPOS」は、iPad(注1)上で動作するクラウド型POSレジサービスです。基本的なPOSレジとしての機能に加えて、リアルタイムでの売上/マスタ管理、クレジット・電子マネー決済、ポイントサービスなど、クラウド型サービスであるメリットを活かした各種外部サービスとの連携を容易にしています。
また、新サービス導入時も、iPad対応アプリを追加することにより、端末設定をお客様にて簡潔に行うことが可能です。
今回プレナスは、iPad上で動作するPOSシステムとしては国内企業最多となる約2,700店舗(約4,800端末)に導入しました。これにより、レジの視認性向上と場所を問わないレジトレーニングが可能となり、レジ作業の効率化や新規店舗スタッフのレジ習熟スピード向上など、店舗スタッフの負担低減とともに、商品提供品質の向上のための作業に、より多くの時間を充てることができるようになりました。
さらに、2017年9月1日より開始した会員ポイントサービス「My Hotto Motto」をはじめとする新規サービス連携など、さらなる店舗サービスの強化を容易に実現できるようになりました。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、今後もお客様のビジネスや市場のニーズに沿ったPOSサービスを提供することで、小売業におけるサービス品質の向上と業務効率化に貢献していきます。
なお、NECは本事例内容とシステムを「リテールテックJAPAN 2018」(会期:3/6(火)~9(金)、会場:東京ビッグサイト(東京都江東区))に出展します。
背景
プレナスは従来、専用のPOSシステムを利用していましたが、新しいサービスを始める際、従来の専用端末では個別の機器導入や個別のアプリケーション開発が都度必要となり、タイムリーな施策展開が課題となっていました。また、きめ細かなお客様対応に応じるため、お昼や夕方の混雑時でも全2,700店舗の情報をリアルタイムに管理できるPOSシステムも必要でした。
今回、これらの課題を解決し、さらなる店舗サービスを強化のため、NECモバイルPOSを導入しました。
クラウド型POSレジサービス「NECモバイルPOS」の特長
本サービスはNECのPOS開発ノウハウをiPad対応アプリに集約することで低価格化を実現した、クラウド型で簡単に導入できるPOSレジサービスです。iPadがPOSレジとなり、プリンタやキャッシュドロア(注2)などの周辺機器と連動することにより、自動で販売管理・売上集計が行えます。クラウド型のため個別のサーバ等は不要で、リアルタイムにPCやスマートデバイスから必要情報を確認することが可能です。
また、連携API(Application Programming Interface)を使用することで、クレジット・電子マネー決済、本部売上/マスタ管理等の各種外部サービスとの連携が容易なため、新しいサービスをスムーズに始めることも可能です。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。先進のスマートデバイスやクラウド技術および、今回の実績を活かし、今後、個人店から大手チェーン店まであらゆる規模の小売業・サービス業にNECのモバイルPOSサービスを提供することで企業のビジネス活動を支援し、豊かな社会の実現に貢献してまいります。
以上
- (注1)iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- (注2)キャッシュドロア:紙幣・貨幣・金券など、レジで扱う金銭を一時的に保管する引出し
NECモバイルPOSについて
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