NEC、システム運用の見える化を実現する運用改善支援ソフトウェアを発売
2016年3月8日
日本電気株式会社
NECは、システム運用管理者向けに、運用改善支援ソフトウェア「WebSAM IT Process Operations」を本日から販売開始します。
新製品は、システム運用に関する作業・操作履歴を自動で収集し、コンサルタントなどの専門家によるアセスメントサービスを実施することなく、作業の見える化を実現します。また、作業手順書の作成支援機能や管理機能を有しており、運用管理者の業務改善を支援します。
NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、企業や団体に対し、新製品を提供することで、業務効率化を実現する情報基盤の強化に貢献します。
背景
システムの仮想化やクラウドの利用が広がり、運用管理業務が複雑化する中で、業務の効率化に期待が高まっています。
一方、効率化を進めるには、アセスメントサービスによる作業の見える化や標準化を行うため、多大な時間や工数が必要でした。
新製品はこの課題に応え、迅速な運用改善を支援します。
価格および出荷日
製品名 | 価格(税別) | 出荷日 | 備考 |
---|---|---|---|
WebSAM IT Process Operations | 91万円~ | 6月3日 | 3ユーザID |
特長
- アセスメントサービスを実施することなく作業の見える化を実現
新製品は、運用者の作業時間や作業頻度など各種データを自動で収集して、サーバに集約します。これにより、従来必要だったコンサルタントなどの専門家によるアセスメントサービスを実施することなく、運用者の作業実績を数値やグラフで把握可能にします。また、作業時間の推移や作業全体における各作業の割合を基に改善候補の作業を自動で抽出する機能を有しており、運用管理者の業務改善を支援します。
- 作業手順書の容易な作成や管理を実現
従来、作業手順書を作成していない場合や、作業手順書が一元管理されずに個々人で保管していた場合には、グループ内で手順やノウハウを共有することが困難でした。新製品は、画像イメージ付きの作業手順書の作成・更新が容易で、運用者間での手順書の共有が可能です。これにより、常に最新の作業手順書の管理・更新ができるため、作業の標準化やミス軽減に貢献します。
なおNECは、現在、製造業など10社と新製品の先行導入を実施しています。利用した企業からは、作業の所要時間や操作内容の把握、手順書の一元化、手順書から作業時間を計測できる点などについて高い評価をいただいています。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
新製品について
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC クラウドプラットフォーム事業部
TEL:044-431-7527
E-Mail: ops-sales@mid.jp.nec.com
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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