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NEC、オープンデータ活用支援ソリューションを提供開始 ~ 複数自治体で共有できるプラットフォームを構築・実証 ~

2015年2月20日
日本電気株式会社




NECは、自治体などにおけるオープンデータ活用に向けて、コンサルティング、システム構築、ビジネス開発を推進するソリューションの提供を開始します。
あわせて、オープンデータ活用の際に複数の自治体が共通で利用するための自治体向けオープンデータ・プラットフォームを構築しました。

また、オープンデータ活用に向けた取り組みの一環として、神奈川県央地区10市町村を中心とした「さがみオープンデータ推進研究会」(注1)が主催する「さがみオープンデータデイ2015」(注2)、東京都の複数の区と大学・企業が参加する「東京オープンデータデイ2015実行委員会」(注3)が主催する「東京オープンデータデイ2015」(注4)に協賛・参画します。
NECは本イベントを通じて、クラウド(NEC Cloud IaaSなど)による共通基盤システムを用いたオープンデータの公開に加え、活用に向けた技術的な課題の明確化やオープンデータによる事業化のアイデア検討などを行います。

NECは、社会ソリューション事業に注力しており、その中核領域の1つであるビッグデータ事業の強化を進めています。今後もオープンデータの活用をはじめとしてビッグデータ活用を支援することで、社会課題の解決や、地方創生の実現に貢献します。


背景


オープンデータは、政府・自治体などが保有する様々な情報を、新しいサービスやビジネスの創出につなげるために広く公開するもので、政府が政策として推進しています。
自治体においては、データ公開の量・質ともに徐々に浸透しつつあり、住民向けサービス向上や企業の新規ビジネス創出などの取り組みが進められていますが、この取り組みの加速に向けては、自治体におけるデータ公開とデータ活用の両面の充実が必要となっています。



オープンデータ活用支援ソリューションの特長


NECは、ICTの提供だけでなく、オープンデータ推進の全体計画の策定、自治体だけでは解決が困難な課題に対する解決策の検討、データ活用のアイデアを集める手法など、オープンデータ化を幅広く推進するために、下記3つのサービスを提供します。

  1. オープンデータ活用コンサルティングサービス
    オープンデータの調査・研究、活用方法や活用ビジネスの検討、新規ビジネスの共同開発に向けた分析支援、またプロジェクトの推進など、オープンデータ活用に関する様々なコンサルティングを実施します。


  2. オープンデータ化支援(システム構築)サービス
    データの重複、表記方法の違い、記号の有無などを修正し、データ整形(クレンジング)を行うことで、オープンデータとして標準的なデータフォーマットを生成します。また、既存の基幹システムからデータの抽出を行うなどの連携により、オープンデータ化を支援します。


  3. オープンデータ・プラットフォーム構築・運営サービス
    デファクトになっているオープンソースを活用したシステム基盤構築、システム運用、アプリケーション・インターフェイスを提供します。
さらに、今後、オープンデータの利活用を進めるための分析支援や新事業の立ち上げにオープンイノベーションを活用したベンチャー企業の事業化支援、オープンデータの関連技術としてプライバシー保護技術やデータを保護するセキュリティ技術の開発も進めていきます。



自治体向けオープンデータ・プラットフォームの構築について


NECは、オープンデータ活用の際に複数の自治体が共通で利用するための「自治体向けオープンデータ・プラットフォーム」を構築しました。
本プラットフォームは、自治体がオープンデータを公開するサイト(カタログサイト)や、企業や団体が外部からデータベースにアクセスして自由にオープンデータを活用するためのAPI(アプリケーション・インターフェイス)を、オープンソースなどのソフトウェアを利用して構築・提供します。
NECは、これらのシステム、APIの提供だけでなく、データ活用の本質的な課題の一つである、データを提供する自治体とデータを活用する企業や団体とのマッチングに対して、オープンデータとその他のデータを組み合わせた、データ分析・活用の提案なども行います。



オープンデータデイ2015への協賛・参加について


NECは、2月21日に行われるオープンデータデイ2015において、神奈川県央地区10市町村を中心として構成されたさがみオープンデータ推進研究会が主催する「さがみオープンデータデイ2015」と東京都の区及び大学・企業などが参加する東京オープンデータデイ2015事務局が主催する「東京オープンデータデイ2015」に協賛しています。本イベントにおいて、オープンデータ・プラットフォームとして、NECのクラウド基盤サービス(NEC Cloud IaaS)を用いたオープンデータ・カタログサイトの提供を行い、技術的な課題を検討します。また、イベントの中では、サービスの共同検討(アイデアソン、注5)に参加して、オープンデータの活用策の検討も行います。


NECは、様々な自治体との連携により、オープンデータ化の指針や課題解決のガイドライン作成を進め、全国の自治体へ展開することで、オープンデータ化を推進します。また、今後、オープンデータを活用した地域経済の活性化・地域住民の行政への参画・行政の効率化などを通じた地方創生に貢献していきます。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。



以上




(注1) さがみオープンデータ推進研究会:県央地区10市町村(相模原市・秦野市・厚木市・大和市・伊勢原市・海老名市・座間市・綾瀬市・愛川町・清川村)と神奈川工科大学・東京工芸大学・青山学院大学の委員で構成され、神奈川県県央地域でオープンデータを推進することを目的として設立された。最新動向の共有やオープンデータの広域連携の有効性を検証するなど、オープンデータの今後の活用方法について自治体・大学・企業が協働して研究できる場を定期的に開催していく。

(注2) さがみオープンデータデイ2015について
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/information/d030426.html
さがみオープンデータデイ2015は、InternationalOpenDataDayに参加して行われる神奈川県県央地区10市町村が連携して開催するイベント。全国的には単独都市で実施されることがほとんどであるが、本イベントでは各テーマで広域活用を検討し、広域サービス開発も見据えて企業と共同で挑戦する。

(注3) 東京オープンデータデイ2015実行委員会:千代田区・中野区・中央区・杉並区・豊島区・足立区・葛飾区、他、大学・企業などの有志で構成される。

(注4) 東京オープンデータデイ2015について
http://peatix.com/event/71712/
東京オープンデータデイ2015は、InternationalOpenDataDayに参加して行われる東京都の各区、大学、企業などが参加して行うイベント。地域のお祭りや花火大会、オリンピック等、東京の「お祭」をテーマに、自治体や民間企業がもつオープンデータを活用し、広報や災害、交通、地域振興に生かすべくアイデアソンを開催する。

(注5) アイデアソン:アイディアとマラソンを組み合わせた造語。イベントで特定のテーマについてグループで議論し、アイディアをまとめていく。


本件に関する自治体のお客様からのお問い合わせ先

NEC 公共ソリューション事業部
TEL:03-3798-1443


オープンデータ・ビッグデータに関するお問い合わせ先

NEC ビッグデータ戦略本部
TEL:03-3798-0564

NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
http://jpn.nec.com/profile/solutionsforsociety/index.html
Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。

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