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JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げについて ~ 探査機システム取りまとめとして製造・試験を担当 ~

2014年12月3日
日本電気株式会社



本日、宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)種子島宇宙センターから、H-IIAロケット26号機にて、小惑星探査機「はやぶさ2」が、打ち上げられました。

NECは、JAXAのご指導のもと「はやぶさ2」のシステム設計・組み立て・試験及びインテグレーション支援を担当しました。また、化学推進系を除くバス機器全般の設計・製造の他、イオンエンジンやサンプラー、中間赤外カメラ(注1)といった搭載機器の設計・製造も担当しております。
引き続き、今後4ヶ月にわたる初期運用の支援にも取り組んでまいります。

NECは、日本の宇宙開発とともに培ってきた最先端の宇宙技術を基盤として、人と地球にやさしい情報社会の実現を目指します。

JAXA小惑星探査機「はやぶさ2」外観(2014/8/31、JAXA相模原キャンパスにおいて)JAXA小惑星探査機「はやぶさ2」外観
(2014/8/31、JAXA相模原キャンパスにおいて)

「はやぶさ2」は、目的地の小惑星「1999JU3」への2018年半ばの到達、2020年末の地球帰還を目指しています。「はやぶさ2」の主な目的は、水や有機物に富むと考えられているC型小惑星の探査、サンプルリターンを行い、太陽系の起源や進化に迫るとともに、「はやぶさ」で実証した深宇宙往復探査技術の維持・発展を図ることです。

日本初の人工衛星「おおすみ」(1970年打上げ)以来、NECは約70機にわたり培ってきた人工衛星および探査機のシステム開発の実績と小惑星探査機「はやぶさ」の運用実績を踏まえ、「はやぶさ2」による世界初の科学的成果創出への貢献を果たしてまいります。
なお、「はやぶさ2」のミッション機器データ処理装置では、一部機器との通信に小型科学衛星「ひさき」(2013年打上げ)により世界で初めて軌道上実証された、先進の人工衛星用データ通信インターフェイス規格であるSpaceWire/RMAPを採用し、ロバスト性(強靭性)を一段と向上させています。
なお、「はやぶさ2」の概要および写真は、別紙をご参照ください。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。


【別紙】 「はやぶさ2」概要



以上



(注1) 中間赤外カメラ
小惑星の表面温度等の観測を行うセンシングデバイス。このほかに、小惑星までの距離や表面形状を測定する「レーザー測距装置」、地形マッピングや鉱物分析などを計測する「多バンド可視カメラ」も担当。当社の様々なセンシング技術が採用されている。


「はやぶさ2」に関するホームページ


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 宇宙・防衛事業推進本部 川内
TEL:042-333-5586



NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
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様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
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