NEC、オーストラリア国防省のサーバおよびストレージの運用管理業務を受注

NECおよび子会社のNECオーストラリアは、オーストラリア国防省のデータセンター統合プロジェクトにおいて、サーバやストレージの運用管理業務を受注しました。 受注金額は、合計約1.5億オーストラリアドルです。 本運用管理業務は、NECが本プロジェクトを受託し推進する豪州ロッキードマーチン オーストラリア社を通じて、同省の高いセキュリティが求められる情報を扱うデータセンター内のサーバやストレージに対し、一元的に運用管理を行うものです。 NECは、「社会ソリューション事業」に注力しており、その中核領域の一つであるクラウド事業の技術･ノウハウを用いて、今回のサービスの提供を実現します。今後も本サービスの提供を通じて、同省向けの情報基盤強化に貢献していきます。

背景

オーストラリア国防省は、2009年よりデータセンター統合プロジェクトを進めています。本プロジェクトでは、同省が現在オーストラリア国内外で利用している280カ所以上のデータセンターを、国内11カ所、海外3カ所に統合することで、安定的かつ効率的な運用管理を行います。

NECが受注した運用管理業務の概要

NECは今回、オーストラリア国防省のデータセンターの現環境下および統合・集約後の環境下において、サーバ及びストレージの運用・管理サービス（マネージドサービス）を提供します。
NECは、ロッキードマーチン オーストラリア社との緊密なパートナーシップのもと、本プロジェクトを通じて、データセンター内の運用・管理サービスの質の向上、また、運用コストを削減しつつ利便性や信頼性を高め、災害時の復旧支援など、安全・安心な社会の実現に貢献します。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全･安心･効率･公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。