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NEC、学校の情報発信力や地域との防災連携を強化するクラウド型「学校コミュニティプラットフォームサービス」を発売 ~ 学校をコミュニティの中心にすえた災害に強いまちづくりに貢献 ~

2013年11月14日
日本電気株式会社




NECは、学校内および学校と地域のコミュニケーションを活性化すると共に、学校を防災拠点として災害対策を強化する学校コミュニティプラットフォームサービスを本日から販売開始します。本サービスの提供開始時期は、2014年1月の予定です。
学校コミュニティプラットフォームサービスは、学校ホームページを簡易に作成・運用できるツール(CMS)や、教員と児童・生徒、学校と地域のコミュニケーションを活性化するためのソーシャルネットワークサービス(SNS)など、学校の情報発信・共有を支援する機能をクラウド型で提供するものです。

ホームページ作成機能においては、学校からのお知らせや行事の写真の掲載だけでなく、学校を防災拠点として活用するための機能を標準で提供します。
平常時は、蓄電池や太陽光パネルなどのシステムと連携して、電力使用量などの情報をリアルタイムに発信できます。非常時には、緊急避難経路などの案内や地域の被害情報、ライブカメラによる避難所の様子などを発信できます。これらの機能により、学校を中心とした地域の防災意識の向上や災害対策強化に貢献します。

またSNS機能では、教員と児童・生徒の情報共有基盤としての学校SNSや、学校の行事などを保護者や地域住民と共有できる地域SNSを提供します。学校でこれらのSNSを利用することで、児童・生徒はICTを利用したコミュニケーションのマナーを身につけることが可能です。学校SNSでは、児童・生徒間のやりとりの中から、予め設定したキーワードを自動で検出することもでき、教員はきめ細かい指導に活かすことができます。

本サービスの価格は、個別見積りになります。NECは、今後3年間で1000校への導入を目指します。

本サービスの主な特長は、次のとおりです。

  1. 簡易なホームページ作成機能により、学校から地域への情報発信を支援
    • 平常時は学校での蓄電池の整備状況や電力使用量など、ライフラインに関する情報を公開することで、保護者や地域住民への防災拠点としての情報発信を支援。これらの情報を生徒の環境学習の教材として活用することも可能。
    • 地域住民は、最寄りの避難所までのルートをホームページ上で確認可能。日常から学校ホームページの防災情報を確認することで、地域の防災力を向上。
    • 非常時には、緊急避難経路などの案内や地域の被害情報、備蓄品の状況などを発信。地域に特化した防災サイトとして活用可能。
    • ブログを更新するように、簡易に情報の更新が可能。
    • 事前登録した管理者の承認がなければホームページの更新を出来なくするなど、情報セキュリティに配慮した機能も搭載。


  2. SNSにより指導力強化や地域連携強化を実現
    • クラスや学年単位で交流できる学校SNSにより、教員はクラスや学年ごとの関心事や友人同士の問題などを把握可能。やりとりの中から予め設定したキーワードを検出して自動的に知らせるなど、教員は有用な情報を効率的に収集することができ、指導力の強化を支援。
    • 学校と地域を結ぶ地域SNSでは、保護者だけでなく地域住民もIDを登録することで利用ができ、地域住民による学校教育への参加を促進。学校と地域住民の関係を強化し、安心・安全なまちづくりに貢献。


  3. タブレット端末を活用した機能により、児童・生徒へのよりきめ細かい対応や指導力の強化に貢献
    • タブレット端末を利用して児童・生徒自身がその日の体調を入力できる健康管理機能や日々の生活を記す個人日記機能などを搭載。教員は児童・生徒の体調や心の変化に気づく機会が増え、きめ細かい対応を実現。
    • 授業のアンケートをタブレット端末から収集、グラフ化できる機能など、教員が児童・生徒一人一人の生の声を素早く把握し、それを反映した学習指導の実現を支援。

東日本大震災の際に、学校施設が避難所として重要な役割を担ったことから、学校における電源設備の整備や備蓄品の確保など、政府は学校を中心とした地域防災力の強化を推進しています。
また、政府の成長戦略では「ITを活用した21世紀型スキルの修得」を掲げ、2010年代中の「1人1台の情報端末による教育の本格展開」を推進しています。

このような中、NECは学校コミュニティプラットフォームサービスにより、学校を中心とした防災力の強化や地域の活性化を支援するとともに、PCやタブレット端末の有効活用による教育の質の向上や学校経営の効率化に貢献します。
NECは本年5月に、教室向けのソリューションとして「NEC学校ICT推進ソリューション」()も発表しており、教員や児童・生徒が利用する電子黒板やタブレット端末などのICT技術の活用を推進しています。
NECは、これらのサービス・ソリューションにより、教育現場のICT環境の高度化と教育の質の向上に貢献していきます。

なお本サービスについて、NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」(会期:11/14(木)~15(金)、会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区))にて、展示/セミナーを実施します。

学校コミュニティプラットフォームサービスの概要については、別紙をご参照ください。


【別紙】 学校コミュニティプラットフォームサービスの概要


以上




本件に関する情報

「NEC初等中等ソリューション」
URL:http://jpn.nec.com/educate/primary.html


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 文教・科学ソリューション事業部
E-Mail:webmaster@elsd.jp.nec.com

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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