2013年6月27日
日本電気株式会社
NECが、米国テー・イー・サブコム社(本社:米国ニュージャージー、CEO:ディビット・コフラン氏)と共同で建設した、日本とアジア諸国を結ぶ総延長8,900kmの大容量光海底プロジェクト「SJC(Southeast Asia-Japan Cable)」が本日から稼働を開始しました。
同ケーブルは、日本(千葉県南房総市千倉町)をはじめ、シンガポール、中国、香港、フィリピン、ブルネイを結び、将来的にはタイにまで延長される計画があります。同ケーブルは、インターネットテレビやオンラインゲーム、企業のデータ通信利用など、アジア地域におけるデータトラフィックの増加に応じて建設されたものです。
SJCは6対の光ファイバから構成されており、初期設計容量は最大毎秒28Tbps(テラビット:1秒間に1兆ビットのデータ伝送が可能)です。これは、同時に300万本のHDストリーミング映像を同時に伝送できる容量を持ち合わせていることになります。
NECは、過去30年以上にわたり、海洋システム事業を手掛けており、世界の海底ケーブルベンダーのトップスリーの1社です。とりわけ日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有しています。
NECでは今後も海底ケーブルシステムを含めた通信インフラ整備事業をグローバルに拡大していきます。
【別紙】 SJC敷設ルート
関連リリース
NEC、日本と東南アジア諸国を結ぶ大型海底ケーブルプロジェクト「SJC」を受注
http://www.nec.co.jp/press/ja/1104/1202.html
以上
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 海洋システム事業部
TEL:03-3456-5916
私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。
|