2013年6月5日
日本電気株式会社
NECのアジアパシフィック地域統括会社であるNEC Asia Pacificは、シンガポールの内務省(MHA)とシンガポール経済開発庁(EDB)による、パブリックセーフティ分野の実証実験「Singapore Safe City Test Bed」の参加企業に選定されました。NEC Asia Pacificは、複数の企業とコンソーシアムを組み、その主導企業として本実証実験に参加します。
「Singapore Safe City Test Bed」は、シンガポールの安全・安心を維持する新技術の研究開発を推進するための実証実験です。本実証実験は、複数の政府機関がそれぞれ保有する既存のセンサーとネットワークからデータを収集し、先進的な分析・情報共有技術によって、その統合・活用を実現するものです。
本実証実験は、コンピュータ・通信・データ伝送技術の進化や世界中に広がる電子機器の利用に伴う、政府機関の共通課題に取り組むものです。
こうした技術や電子機器の広がりは、より速く、よりシームレスに情報へのアクセスと共有をもたらす一方で、その管理は高度化・複雑化しています。
本コンソーシアムでは、このような課題の解決に向けて、高度なセンサーデータ解析・リスク分析・相関モデリングなどの最先端技術を利用した政府機関横断の情報連携基盤「Inter-agency Collaboration」の実現を目指します。これにより、政府機関が様々な情報源からの情報を関連付けて理解し、現場でのリソース配置を最適化できることを目指します。
NECは、安全・安心な社会の実現を目指すパブリックセーフティ事業をグローバルに展開しています。指紋照合システムおよび顔認証技術では、世界最高レベルの照合精度を有し、世界30カ国以上での販売実績があります。 また、出入国管理、都市監視、国民ID管理、サイバーセキュリティ、緊急災害対策などのソリューションを世界の政府機関へ提案しています。
なお、本コンソーシアムには、ESRI Singapore、iOmniscient Pte Ltd、Oracle、G Element Pte Ltd、GreenFossil Pte Ltd、ZWEEC Analytics Pte Ltdなどが参加しています。
以上
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC グローバルセーフティ部 守村
TEL:03-3798-1591
私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。
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