2013年3月21日
日本電気株式会社
NECフィールディング株式会社
NECおよびNECフィールディングは、九州地域におけるサービス事業の強化を目的とした「NEC九州データセンター(NEC九州DC)」を福岡市内に設立、3月27日からサービス提供を開始します。
NEC九州DCは、災害リスクの低い立地で、大地震でも大きな損傷なく運営継続が可能であり、サーバルームは2次元床免震構造を採用します。停電時に無給油で72時間給電可能な自家発電設備を有するとともに、スポットネットワーク受電方式(
注1)の採用や無停電電源装置等、冗長化された電源設備を設置し、セキュリティ面でもICカードや顔認証システム、画像認識による不正通行を防止するなど厳重な入退出管理を実現した、高信頼かつ最新鋭のデータセンターです。
NEC九州DCで提供するサービスの主な特長は次のとおりです。
- NECグループの総合力を活かしたトータルサービスを提供
- プラットフォームから業務アプリケーションまでのフルサポートを提供するサービスデスクを設置し、NECフィールディングの運用サポートに関する豊富な経験・実績を活かした迅速な保守サービスを提供。
- 顧客企業が所有するシステムとNECが提供するクラウドサービスを組み合わせたハイブリッドなクラウド環境においても、顧客企業の業務運用の最適化と業務プロセスの改善によるTCO削減を可能とする「オンサイトライフサイクルマネジメントサービス」(注2)など、NECグループの総合力に基づいたトータルサービスを提供
- 地域密着型のサービス提供を推進
- 九州地域のパートナー企業と連携し、地元の企業や地方公共団体のニーズを踏まえた地域密着型で信頼性の高いサービスを提供。
- 地方公共団体向けサービスについては、住民情報や内部情報などの基幹系システムにくわえ、ホームページのコンテンツ管理システムや、高齢者の見守り支援など行政サービスを実現する幅広いクラウドサービスを提供予定。
- 九州地域のNECグループの専門SEによる、アプリケーション運用サービスや業務運用サービスなど、幅広いサービスメニューを拡充予定。
- 災害対策を含めた信頼性の高いデータセンターサービスを提供
- NECグループの実績あるセキュリティサービスやリモート運用監視の仕組みの活用や、NECの強みであるネットワーク制御技術(OpenFlowをベースとしたProgrammableFlow)を用いたDC内ネットワークの統合管理により安定的なシステム運用を実現。
- 高度な情報セキュリティ品質管理規定である「ISO/27001」(注3)を取得予定であり、信頼性の高いサービスを提供。
- 企業や地方公共団体のディザスタリカバリおよびBCP(Business Continuity Plan)に対応したデータセンター運用を整備。
NECは、「We Love Kyushu!」をキャッチフレーズに、九州に密着した事業を今後も展開していくとともに、データセンターおよびクラウド関連のサービスメニューの拡充を図り、サービス事業のさらなる強化を進めていきます。
NEC九州DCの概要については、
別紙をご参照ください。
【別紙】NEC九州DCの主な仕様
以上
(注1) 常時複数回線の特別高圧配電線から受電し、各回線を連係した方式で、1回線が停止しても、他の正常な回線より無停電で受電を継続することができる方式。
(注3) 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS: Information Security ManagementSystem)は、データセンターにおける情報セキュリティを管理するための仕組み。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 九州支社 クラウド推進プロジェクト 吉居、飯川
TEL:092-271-7700
私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。
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