2012年7月12日
日本電気株式会社
NECは、オラクル製品の標準サポート・サービスの追加サービスとして、中規模システム向けに「予防保守サービス for Oracle」の提供を本日から開始します。
NECは、オラクル製品の一次保守を開始してから25年の実績を持ち、オラクル製品の専用サポートセンターである「NEC Oracle レスポンスセンター」で、サポート・サービスを実施してきました。特にミッションクリティカルなシステムには、オラクル社が提供する「Oracle Advanced Customer Support Service(Oracle ACSS)」をベースにNEC独自の保守サポートを加えた「NEC HAサポート・サービス」(
注1)を提供してきました。
このたびの「予防保守サービス for Oracle」は、「NEC HAサポート・サービス」のメニューの一部である「障害情報通知サービス」「パッチ選定サービス」に加え、「障害情報横展開サービス」を中規模システム向けに提供するものです。これにより、顧客システムの一層の安定運用を目指します。
「予防保守サービス for Oracle」は月額20万円(税別)からであり、今後2年間で100システムへの提供を目指します。
「予防保守サービス for Oracle」の概要は次のとおりです。
- 障害情報通知サービス
日本オラクル社が保守契約ユーザに毎月提供しているナレッジ情報に加え、NECが保有する独自のナレッジ情報の中から、それぞれの顧客システムで発生する可能性がある重要な障害問題やその回避策の情報を選定して提供。これにより、顧客システムでの重要障害の発生を抑止し、継続的な安定稼働を実現。
- パッチ選定サービス
システム構成や利用しているOracle機能の情報を基に、それぞれの顧客システムへの適用が望ましいパッチ(プログラム修正モジュール)の選定をNECが行う。複数のパッチの適用が必要な場合は、NECが複数パッチ間での競合確認を行った上で、推奨パッチの一覧を提供。これにより、効果的かつ効率的なパッチの適用を実現。
- 障害情報横展開サービス
顧客がオラクル製品を用いた複数のシステムを利用している場合、その中の特定のシステムで発生した障害が、システム構成が異なる他のシステムにおいても発生する可能性があるかをNECが判断。これにより、顧客内で同一の障害が発生することを未然に抑止可能。
尚、NECは、本年7月11日に開催された、オラクル社主催の「Oracle Excellence Awards 2012」において、最優秀賞となる「Partner of the Year」を3年連続で受賞しました。さらに、データベース領域、ミドルウェア領域でのトップ賞となる「Partner of the Year:Database」「Partner of the Year: Middleware」、オラクル技術力の指標となる「Partner of the Year: Specialization」を受賞しました。
NECは、こうしたOracle製品の取扱い実績・技術力・サポート力を背景に、今回の保守サービス強化を推進力として、お客様にさらなる安心・安全なシステムを提供していきます。
以上
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