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NECは、ネットワーク制御技術「OpenFlow(注1)/ Software Defined Network(注2 以下SDN)」に対応した「UNIVERGE PFシリーズ」(プログラマブルフロー)のプログラマブルフロー・コントローラ「UNIVERGE PF6800」(以下 PFC)と、プログラマブルフロー・スイッチ「UNIVERGE PF5240」の機能を強化し、本日から販売・出荷します。
このたびの強化の特長は、大規模クラウドデータセンタなどにおける複数のPFCの統合管理を実現するとともに、ユーザが容易に仮想テナントネットワーク(注3 以下VTN)を設計構築できるGUI管理画面ツールや、外部の運用管理アプリケーションとの連携を可能とするAPI機能を追加している点です。
現在、クラウドデータセンタや企業のネットワークにおいて、OpenFlow技術でネットワークを仮想化し、導入コストや運用コストの低減、セキュリティ・品質の向上を実現したいというニーズが高まっています。今回の機能強化は、こうした市場ニーズに対応するものです。
今回の強化の概要は次のとおりです。
1. 複数のPFCを統合管理可能(Web GUI管理画面)
従来、各PFC単位のGUI管理画面で操作が必要であったが、新機能により、複数のPFCの情報を統合するWeb GUI管理画面で全体を可視化することが可能となった。これにより、複数のデータセンタや拠点に設置した複数のPFCを集中管理するのが容易になる。
2. GUI管理画面上でVTNの構築が可能
GUI管理画面上で簡単なマウス操作によってVTNが構築可能となり、従来 コマンドで入力していた作業と比べ、操作性とユーザビリティを向上。
3. 運用アプリケーションなどとの連携によるフロー制御が可能
外部の運用管理アプリケーションなどからPFC の各種操作(フロー制御など)を実行可能とするWeb APIを公開。これにより、プログラマブルフロー以外のシステムとの連携が可能となった。
このほか、仮想LANにおける最大4096個のID設定制限を越えた利用や、PFCからOpenFlowに対応していない既存のスイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」(NEC製)への設定も実現しました。
なお、今回機能強化したプログラマブルフロー・コントローラ「UNIVERGE PF6800」は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬 彰)の、新しいクラウドサービス、「Bizホスティング Enterprise Cloud」(注4)の基盤の一部として採用されました。本サービスでは、OpenFlow 技術などにより、国内外の複数のデータセンタを一体的に運営できるため、従来数日かかっていたデータセンタ間接続などを遠隔地から数分で完了できるようになるなど、グローバル規模のICT基盤を自由自在にコントロールすることが可能な、国境のないクラウドサービスを提供します。
また、NECのPFC「UNIVERGE PF6800」は、Interop Las Vegas 2012において、「Best of Interop」のGrand Prize(大賞)を受賞しました(注5)。
以上
(注1)OpenFlow:ネットワーク制御機能をスイッチから分離し、コントローラに集約することで、ネットワークを集中制御できる次世代ネットワーク技術。
NECはOpenFlowの非営利標準化団体であるOpen Networking Foundation (ONF)の設立メンバー。
(注2) SDN(Software Defined Network):ソフトウェアによってネットワークの構成や機能をプログラミングできるようにするコンセプト。Software Defined Networkを実現するための標準がOpenFlow。
(注3) 仮想テナントネットワーク(VTN):物理的なネットワークを共有した上で、ソフトウェアによって 設定する論理的なネットワーク。
(注5) http://www.nec.co.jp/press/ja/1205/1004.html
*本文に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
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