マネジメントフォーラム

マネジメントフォーラム2010 in 北海道 〜異業種交流で広げよう新しいネットワークとビジネス〜

渡邉 美樹 氏

Management Forum Interview

Miki Watanabe

ちょっとだけ、ウラ話! 講師 渡邉美樹氏にお聞きしました。

 

プロフィール

1959年 神奈川県横浜市生まれ
明治大学商学部卒業。1984年に有限会社渡美商事を設立。「つぼ八」のフランチャイズ店オーナーを経て自社ブランド居食屋「和民」を立ち上げ、2000年3月に東証一部上場。現在、ワタミ株式会社代表取締役会長・CEO。学校法人郁文館夢学園理事長、医療法人盈進会記念病院理事長、公益財団法人School Aid Japan(スクール・エイド・ジャパン)代表理事。
渡邉美樹.net -大人の本気!情熱は成功への出発点- http://www.watanabemiki.net/
渡邉美樹の裏のない話 オフィシャルブログ http://ameblo.jp/watanabemiki/

 

 マネジメントフォーラムのセッション1に登場するのは、「和民」「坐・和民」などの外食をはじめ、介護、高齢者向け宅配、農業と幅広く事業を展開するワタミグループCEOの渡邉美樹さん。セッションでは、多くの経営者から注目を集めるその経営戦略と経営理念についての講演に加え、ご参加の皆様とディスカッションを予定しています。1軒の居酒屋から年商1000億円を超える企業グループをつくり上げた渡邉さんに、セッションに先立ってお話を伺いました。

企業家の第一歩として「外食産業」を選択した理由やきっかけは?

 私が22歳で、寝袋ひとつ持って北半球を旅していた時、この地球の国々にある、さまざまな“差別”と“偏見”に失望させられました。そんな時N.Y.で、あるライヴハウスと出会いました。その店では、それぞれに異なる肌の色・国籍・主義・主張を持った多くの人々が、ひとつになって歌い、踊り、笑顔で語らい、同じ時を過ごしていました。その場面に出会ったとき、私は一人で泣いていました。
 「やっぱり人っていいもんだな。どこの国の人も、おいしいものがあって、いいサービスで、いい雰囲気で、好きな人といっしょにいるときは、必ず笑顔になるんだ。この笑顔にふれる仕事がしたい。一人でも多くの方に、あらゆる出会いとふれあいの場と、安らぎの空間を提供しよう」それが、外食産業を選択したきっかけです。

ご自身の行動哲学やポリシーは?

 人が生きていくということは、周囲の人々や、動植物を含めた地球上のあらゆる環境に、日々支えられていることを意味しています。ならば、それに見合う責任を果たすため、「自分の存在をよりよくしたい」、「自分の価値を高めたい」と常々思っています。「人が生きていくなかで、どれだけ多くの人の幸せにかかわれたか」、それこそが自分の存在を高めることであり、私はその指標を「存在対効果」と呼んでいます。人生の目的は、この「存在対効果」を高めることにあると私は考えます。
 私が実践している、夢を実現させる日付を手帳に記すという行為も、「夢」をかなえようと懸命に努力するプロセスを通じて人間性が高まり、自分の「存在対効果」を高めることにつながるのです。

最近関心や興味があること、今後取り組みたいことは?

 私は今、カンボジアで孤児院『夢追う子どもたちの家』を経営しています。孤児院には、74人の子どもが暮らしており、みんなかわいいかわいい私の子どもです。そのカンボジアで、農業を立ち上げようとしています。毎日毎日大きくなっていく孤児院の子どもたちにお米を食べさせるために。そして、孤児院を出た彼らが仕事を得られるように。
 まずは、14haからスタートし、研修棟を建て、カンボジアの地元の人々を受け入れながら、有機農業、循環型農業を広めていこうと思っています。いずれは1000haの土地で、5000tのお米をつくり、5万人の孤児に届けたい。カンボジアに10万人いるという孤児の2人に1人を、私たちの農場が救っていく…。そんな夢に、今まで以上にわくわくしています。

パネリストとして今回のセッションで伝えたいことは?

 私は、今「夢の途中」です。今まで、26年間ビジネスをしてきて、お金の入るありがとうを集めてきました。これからはお金の入らないありがとうを集めたいと思っています。まさに、今、挑戦中です。そんな私のチャレンジする姿を見て、少しでも多くの方に勇気を持っていただけたら、と思います。

開催概要
日程 平成22年6月4日(金)〜5日(土)
会場 札幌プリンスホテル
申込受付は締め切りました。
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