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マネジメントフォーラム

マネジメントフォーラム2010 in 北海道 〜異業種交流で広げよう新しいネットワークとビジネス〜

写真:旭山動物園

Management Forum Close-up

Asahiyama Zoo

ちょっとだけウラ話!旭山動物園の魅力にクローズアップ

 

小菅正夫氏
プロフィール

1948年 北海道札幌市生まれ。北海道大学獣医学部卒業。
1973年に旭山動物園に獣医師として就職。飼育係長、副園長を経て1995年に園長に就任。
動物本来の姿を見せる「行動展示」をはじめとする斬新なアイデアを次々と実行して、
存続の危機にあった旭山動物園の再建を果たす。2009年4月、名誉園長に就任。
旭山動物園 http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

 

 日本最北にありながら、全国第2位の入場者数を誇る『旭山動物園』。廃園の危機を乗り越え、劇的な復活に導いた旭山動物園の前園長、小菅正夫氏がマネジメントフォーラムの基調講演に登場します。リーダーのあり方、組織のマネジメントのポイントなど再建プロジェクト成功の背景など、興味深いお話を伺う予定です。

多くの人を魅了する、動物本来の生き生きした動きや表情を見せる「行動展示」

 今や日本だけでなく海外からも多くの来園者が訪れる『旭山動物園』。パンダ、コアラなどいわゆる花形の動物がいないのにもかかわらず、2008年度の入場者数は約277万人にのぼります。決して交通の便がよいとはいえず、冬には厳しい寒さに見舞われるこの動物園に、なぜこれほど多くの人が集まるのでしょう。その最大の魅力は、動物の姿形を見せるだけでなく、その動物がどんな動きをするか、どんな能力を持っているかを見せる「行動展示」にあります。まるで空を飛んでいるようにペンギンが泳ぐ姿を観察できる水中トンネル、垂直に泳ぐアザラシをすぐ目の前で観察できる円柱水槽、木の上で休むというヒョウの性質を利用して眠っているヒョウをおなか側から見ることができる空洞など、のびのびと生活する動物たちに会える展示方法が大きな魅力になっています。

動物をいちばんよく知る飼育展示係による、オリジナリティあふれるおもてなし

 多くの人を魅了する理由はそれだけではありません。旭山動物園で動物の解説をするのは、飼育展示係。毎日数ヶ所で行なわれる「もぐもぐタイム」では、動物にいちばん身近で接している飼育展示係が、動物たちの日々の出来事など図鑑には載っていない話題を自分の言葉で説明しています。さらに、昼間には見られない動物たちの行動を観察できる夏の風物詩「夜の動物園」、積雪期の「ペンギンの散歩」など、旭山動物園でしか楽しめない「見せ方の工夫」にあふれています。また、園内には飼育展示係による手描きの解説看板が設置されています。来園者が動物に対して新しい発見ができる場所、それが旭山動物園なのです。

入場者数が減り廃園の危機に直面した動物園は、いかにして再生したのか

 現在では、その人気ぶりをマスコミに取り上げられるほどの旭山動物園ですが、決して順風満帆だったわけではありません。80年代後半、テーマパークや大型レジャー施設の台頭、施設の老朽化で入場者数は減り続けていました。いくつかの対策を試みたものの、入場者数には結びつきませんでした。そんな中、1994年にローランドゴリラとワオキツネザルが病気のために相次いで死亡。ついに、廃園の声まで上がり始めました。存続の危機に追い込まれるという厳しい状況から、園長として小菅氏はどのように日本を代表する人気動物園への再生を果たしたのでしょうか。ポイントは、“動物の魅力を伝える”という動物園の役割への原点回帰と、スタッフの意識改革でした。旭山動物園の成功は、たんに動物園という分野だけでなく、厳しい状況に直面する多くの企業にとって貴重なビジネスモデルとして、現在、企業経営、事業再生において各方面から注目を集めています。

「行動展示」を実感できる!オプショナルコース「旭山動物園きっぷ」

小菅氏の講演の翌日には、旭山動物園を訪問するオプショナルコースもご用意しています。「行動展示」をはじめとする旭山動物園の魅力を体感するチャンスです。ぜひ、ご参加ください!

開催概要
日程 平成22年6月4日(金)〜5日(土)
会場 札幌プリンスホテル
申込受付は締め切りました。
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