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マネジメントフォーラム

マネジメントフォーラム2010 in 北海道 〜異業種交流で広げよう新しいネットワークとビジネス〜

写真:福岡 政行 氏

Management Forum Interview

Masayuki Fukuoka

ちょっとだけ、ウラ話! 講師 福岡政行氏にお聞きしました。

 

プロフィール

1945年 東京都葛飾区生まれ。
早稲田大学政治経済学部卒業、早稲田大学大学院政治学研究科 博士課程終了。
現在、白鴎大学法学部教授、立命館大学客員教授、ほかに複数の大学の客員教授を兼任。
ボランティア活動を行っている「アシスト(ジャパン)の会」の事務局長。

 

 論理的な鋭い政局予想でテレビ番組のコメンテーターや解説者としてもおなじみの政治学者・福岡政行氏がマネジメントフォーラムの基調講演に登場。約1ヵ月後に迫った参議院選挙の動向などを中心に講演をしていただく予定です。そんな福岡教授に、ご自身の人となりや、講演のポイントなどについて都内の事務所でお話を伺いました。

「政治学」を学び、職業とすることになったきっかけや理由は?

 大学進学や職業の選択においてベースとなったのは、自分自身で納得できる道を進みたいということでした。志望学部を選ぶ際には、医学部をはじめ法学部、経済学部など、さまざまな選択肢がありましたが、適性や関心など自分なりの価値基準を大切にして選んだのが政治学でした。
 大学生になってからは、新聞社やTV局などへの就職も考えました。また、実際の就職活動では日本を代表する商社の内定も出ていたのですが、自由な時間が持てそうな大学の先生になろうと大学院への進学を決めたのです。大学院に進んでからは新潟などへも足を運び、取材をしながら地方政治の現場などを目の当たりにすると、権力への反感や政治に対する正義感が芽生え、自分自身の視点に立った政治学の本格的な研究に取り組み始めたのです。それが、政治学者になる原点ですね。

ご自身の行動哲学やポリシーは?

 ひとつは、早稲田大学の伝統理念にも通じる「在野の精神」ですね。大きな権力のもとにはお金が集まるし、そこには腐敗などが生まれやすくなります。権力はつねに批判されるべきだと思っています。ですから私は、ひとつの勢力を支援するというのではなく、つねに権力の逆側にいて日本の政治が良くなるように、その時々の権力に立ち向かうことが重要だと考え、行動しています。
 もうひとつは、現場主義ということです。いろいろな声や答は、現場にあると考えています。経済的に疲弊している地方の実態や原因は、実際にそこに行って自分の目で見るからわかるのです。遠くから見ているだけでは、地方における景気回復の答は見つかりません。あちこちに足を運んで実態を目にすることで、中央にいては見えない答をつかむことができます。

今回の講演の「聴きどころ」は?

 私がマネジメントフォーラムでお話しする時期は、参議院選挙のおよそ1ヵ月前です。政治と金の問題に揺れながら、単独過半数を目指す与党・民主党はどうなるのか?野党・自民党への支持は回復するのか?また新党の結成などで、政界再編が起こるのか?さまざまな重要課題を抱えているいまの日本にとって、またこれから先の日本にとって大きなターニングポイントとなる参議院選挙に向け、カギを握る1人区の情勢など、直前のシミュレーションにもとづいた予測をお話ししたいと思います。

いま取り組んでいるテーマ、今後取り組みたいテーマは?

 政治の浄化を図るため、ここ何年かは政党助成金の成立など、政党政治のためにさまざまな取り組みを行ってきました。また、そうした合間をぬって講演などで数多くの地方を訪れました。あちこちで疲弊した経済状況を目の当たりにすると、高齢化や少子化などの影響で、地方における内需拡大はかなり難しいと言わざるをえません。そんな中で、地方の財政や景気をいかに回復していくか。その対策のひとつとして挙げられるのが、公務員改革です。こうした改革を含めこれからは、地方政治にもっと目を向けて行きたいと考えています。

最近関心や興味があることは?

 これまで三宅島や新潟中越地震など、被災者の方の支援のため日本各地を訪れました。また、カンボジアやタイなどへも学生たちと一緒にボランティアのフィールドワークとして現地に向かいました。こうした活動で大切なことは、私自身が現地を訪れることです。 現場を自分の目で見ることで、本当に求めているものが見つかるからです。ある地方を訪れた時には、企業から贈られたホットカーペットが被災者の方達に非常に喜ばれたことなどが、いまでも実感として残っています。これからも、私ができるやり方で支援活動に関わって行きたいと思っています。
 趣味では、競馬が大好きですね。馬券は、軸馬1頭を決めて馬単や3連単を買うというやり方。3年前の有馬記念で3連単を的中させてから今年まで、かなりの勝率だと自負しています。以前に夏休みで何度か北海道を訪れた時には、実際に競馬場まで足を運んで札幌記念などのレースを楽しんだものです。将来、時間にゆとりができた時には、週末北海道の競馬場で、朝からのんびり競馬を楽しみたいなと、思っています。

開催概要
日程 平成22年6月4日(金)〜5日(土)
会場 札幌プリンスホテル
申込受付は締め切りました。
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