海外研修

第56回海外研修(シンガポール・ミャンマー)レポート

研修テーマ ICTを通してシンガポールとミャンマーの今を掴む!
〜先進国と新興国から見えてくるASEAN市場のポテンシャルとは〜
研修期間 平成27年12月8日(火)〜12月13日(日)[6日間]
訪問国 シンガポール・ミャンマー
研修コース 羽田 → シンガポール → ミャンマー → 成田
研修内容 セミナー、企業視察

写真:NEC APACにて

第56回海外研修を終えて  団長 辻 裕里(サンデンホールディングス株式会社)

写真:辻 裕里

今回の全NEC C&Cシステムユーザー会の海外研修は、「ICTを通してシンガポールとミャンマーの今を掴む!〜先進国と新興国から見えてくるASEAN市場のポテンシャルとは〜」をテーマに開催いたしました。シンガポールとミャンマーの2か国の企業視察及び市内視察を中心にプログラムを組み、先進国であるシンガポールでは、東南アジアを牽引する先進的な取り組みや考え方を、新興国ミャンマーでは、文化や著しい成長力を体感できる研修でした。

最初の訪問国シンガポールでは、まず、NECのグローバル5極体制の1つであるNEC APACを視察しました。NEC APACの最先端の取り組みについてだけではなく、シンガポールの経済状況や国民性などの説明を通して、シンガポール全体への理解を深めることができました。
また、シンガポール日本通運への視察では、実際の現場視察や担当の方の説明を通して、シンガポールが世界最高の物流拠点として評価されている理由やそのための取り組みについて、理解を深めることができたとともに、今後、更なる発展の可能性を感じることができました。
次の訪問国ミャンマーでは、最初にジェトロヤンゴンを視察しました。現在のミャンマーの情勢や日系企業の投資活動の話を中心にミャンマーの最新情報を伺うことができました。
また、日本とミャンマーとの歴史を伺うことで、両国に深い縁があることを知ることができました。そして、最後に視察した企業は、Myanmar Corporate Strategic Advisory Co.,Ltd.です。こちらでは、ヤンゴン証券取引所の立ち上げのパートナーとして尽力された大和証券グループ本社の方よりメンバー育成のノウハウや現地でのネットワーク構築についてなど、現地で共に事業を行うことのポイントや難しさについてお話を伺いました。ヤンゴン証券取引所は、視察に伺う2日前に開設されたということもあり、リアルタイムな生の声を伺うことができたことが大変有意義でした。

今回の研修は、東南アジアの2か国を訪問できたことで、両国を比較しながらそれぞれの政治・経済・宗教・習慣・日本との関係・近隣諸国との位置づけなどを理解し、体感することができる大変内容の濃い研修でした。
参加人数が16名ということで、少人数ではありましたが、逆に連帯感が強まり、業種・業態・世代を超えて、皆さんと交流を深めることができたことが大変良い想い出になりました。メンバーの皆様に感謝いたします。

最後になりますが、第56回全NUA海外研修が、メンバー全員無事故で初期の目的を達成し、予想以上の成果によって成功裏に終えることができましたのは、参加メンバー各位のご協力と、関係者のご尽力の賜物です。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

訪問先

■NEC APAC
http://sg.nec.com/

NEC APACはNECのグローバル5極体制の1つで、世界のセーフティ事業の戦略拠点としてアジアのみならず、世界へビジネスを展開しています。
また、R&Dセンターも設立し、現地研究機関や先進顧客と共同して、BigData分析、サイバーセキュリティ、スマートエネルギーなどの最先端研究も行っています。今回は、東南アジア、そしてシンガポールの最新動向及び最先端の研究活動についてご紹介いただきました。

■シンガポール日本通運
http://www.nittsu.com.sg/

シンガポール日通は1973年に創立し、数ある日通グループの海外現地法人の中でも米国日通に次いで歴史のある会社です。
航空貨物支店、海運貨物支店、ロジスティックストランスポート、重機建設支店、引越支店、旅行支店の6つの支店がありますが、今回皆様にご視察頂くのは海運貨物支店の物流管理システムになります。
シンガポールの主な産業の1つである物流は資源が限られているこの国には欠かせない産業です。今回は、1カ国で完結する物流の流れではなく、複数国を繋げていくグローバル物流の現場のシステムをご覧頂きました。

■日系政府機関

この機関は日本の貿易促進と対日直接投資に関する事業の総合的な実施と、開発途上国地域の総合的な調査研究を通じて、諸外国との貿易拡大および経済協力を促進し、日本の経済・社会のさらなる発展を目指す日系政府機関です。
対日投資の総合的支援機関として、外国企業に対する誘致活動を行うとともに、外国企業の日本拠点設立を支援しています。
今回は、現地法人にて「ミャンマーの今」について詳しく説明いただきました。

■Myanmar Corporate Strategic Advisory Co.,Ltd.
http://www.mcsa.com/index.html

2012年5月、大和総研は東京証券取引所グループ、ミャンマー中央銀行とともに、ミャンマー初となる証券取引所設立と資本市場育成支援への協力に関する覚書を締結しました。
この締結を受けて、ミャンマーの本格的な資本市場形成に向け、証券市場調査等のリサーチ部門およびコンサルティング部門と連携しつつ、証券業務に関連するシステム構築・運用のノウハウ提供などのIT支援を強化しています。
今回は、この取引所設立支援のために立ち上げた大和総研のグループ企業を訪問し、取引所設立に関わった現地の方にミャンマー進出に際しての経験談やIT支援の詳細を質疑応答を交えながら説明いただきました。

過去の海外研修レポート

 

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