海外研修

第53回海外研修(ドバイ・ドイツ)レポート

研修テーマ ICTを通してドバイ・ドイツの今を知る!
〜自然エネルギー政策から最新クラウドサービスまで〜
研修期間 平成24年10月19日(金)〜10月27日(土)[9日間]
訪問都市(国) ドバイ(UAE)・フランクフルト(ドイツ)・ハイデルベルク(ドイツ)
研修コース 成田→ドバイ→フランクフルト→ハイデルベルク→フランクフルト→成田
研修内容 セミナー、企業視察

写真:集合写真

第53回海外研修(ドバイ・ドイツ)を終えて  団長 三輪 昭尚(株式会社 大林組)

写真:三輪 昭尚

全NEC C&Cシステムユーザー会の海外研修は、本年度「ICTを通してドバイ・ドイツの今を知る! 〜自然エネルギー政策から最新クラウドサービスまで 〜」をテーマに開催いたしました。内容としては、UAE(ドバイ)、ドイツ両国の現地企業、JV、地方自治体、日本企業現地法人などの変化に富んだ視察及び市内視察を中心にプログラムを組み、ドバイ、ドイツの先進的な考え方および文化を体感できる研修となりました。

今回訪問したドバイ・ドイツですが、それぞれ中東、欧州の金融・経済の中心国であり、世界中からから多くの人材、投資が集まってきている事が、滞在中も実感でき、それぞれの国が持つパワーを感じました。また、進出している日本企業も多く、非常に興味深い地域でありました。

最初の訪問国、UAEでは、NECサウジアラビアの社長から、中東の文化、経済状況、日本と中東との関係など興味深い話しを聞きました。そして、複数の日本企業が共同で開発したドバイメトロを視察しました。ここでは、建設に携わった担当者からプロジェクトの概要を聞き、その後、実際にメトロに乗車、集中管理指令室まで見学できました。日本企業の技術力の高さを再認識し、ドバイの建設プロジェクトのスケールの大きさを肌に感じました。また、エミレーツポストでは、アラブ首長国連邦の郵便事情の話を聞いた後、実際に郵便仕分けセンターの見学をさせていただきました。

次の訪問国、ドイツでは、NEC欧州研究所にて、M2MやBYOD・メディア関連のクラウドサービスといった最新技術の紹介をいただき、こうした技術が身近になってくる近未来のユビキタス社会の大いなる可能性を実感しました。次に、環境政策の取り組みで成功し、世界的に高い評価を受けているハイデルベルグ市のエネルギー政策の話を聞き、実際に再開発地区での省エネルギー住宅等を見学しました。そして最後に、ドイツ日本通運 フランクフルト支店では、ドイツ国内及び周辺諸国への物流の中心としての取り組みを聞く事ができました。

今回の研修は、9日間で2国・3都市という行程で、時間的余裕を持ってそれぞれのセミナーを受講し、見学をすることが出来ました。フリーの時間を有効的に使って参加された方々も、それぞれ国・地域の異なる文化などにも触れられたと思います。今回、参加人数が12名ということで、近年では非常に少ないメンバー数で当初は寂しく感じましたが、全員の名前と顔が一致しかつ逆に連帯感が強まり、業種・業態・世代を超えて皆さんとの交流を深められたことが大変良い想い出となりました。

最後になりますが、第53回全NUA海外研修が、メンバー全員無事故で初期の目的を達成し、予想以上の成果によって成功裏に終えることができましたのは、参加メンバー各位のご協力と、関係者のご尽力の賜物です。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

訪問先

■NECサウジアラビア オリエンテーションセミナー

NECサウジアラビアは、アラビア半島、ペルシャ地区のマーケットにおいて、通信ネットワーク、ITプラットフォーム、社会インフラ、バイオマトリックスなどのソリューション事業を行っている。
本研修、最初のセミナーとして、中東の文化、現在の中東の経済状況、UAE・ドバイの概要、中東におけるNECのビジネス展開について、NECサウジアラビアの社長に講演いただいた。

■ドバイメトロ
http://dubaimetro.eu/

ドバイメトロは2009年に部分開通した世界で一番長い無人運転鉄道で、三菱商事、三菱重工業、大林組、鹿島建設、トルコのYapiMerkezi 社のジョイントベンチャーによって建設された。
今回は、JV関係者からプロジェクトの講演を聴いた後、実際に地下鉄に乗車し、その後、車輌基地にて、普段なかなか見る事ができない集中指令室の様子を見学することができた。

■エミレーツポスト
http://www.emiratespost.com/

エミレーツポスト社はアラブ首長国連邦(UAE)の郵政事業者で、国内に90の郵便局と400の代理店を置いている企業である。
今回はエミレーツポストのポストオフィスで事業概要の説明を聞いた後、メール仕分けセンターを訪問し、NECが納入している自動仕分け機を含めた郵便物の仕分け業務の見学を行った。

■NEC欧州研究所
http://www.neclab.eu

NEC中央研究所は中長期視点の研究開発を通じ、将来事業の創設と現事業の発展に必要な新技術の創出、育成を担って設立された。
NECの海開発外拠点のひとつである欧州研究所ではEUプロジェクトへの参加、ITベンダーとの共同研究・開発等のコラボレーションを通じ、地域特性を活かしたモバイルインターネット、マルチメディアインターネットに関する研究開発に取り組んでいる。
今回は、M2M、BYOD、メディア関連クラウドサービス等近く製品化される予定のソリューションをデモンストレーションを交えて紹介いただいた。

■ハイデルベルグ市 (自然エネルギー政策視察)
http://www.heidelberg.de/servlet/PB/menu/1088101_l2/english.htm

ハイデルベルグ市は、環境政策の成功により国際的、将来性のある都市としてヨーロッパ持続可能都市賞を受賞している。
そこで、今回の訪問では市のエネルギー担当者からの取り組みの講演と、実際に再開発地区で建設中の省エネルギー対策を施したオフィスビル、住宅等の見学を行った。

■ドイツ日本通運 フランクフルト支店
http://www.nipponexpress.com/region-info/europe/index.html

ドイツ日本通運 フランクフルト支店は、地理的に、ほぼ、欧州の中心に位置してるフランクフルトを拠点とし航空貨物・海運貨物を利用したSCMに対応したトータルロジック機能を持つ物流拠点である。
今回は、欧州全体の現在の物流事情と、フランクフルトを中心に東欧までカバーする日本通運の物流戦略の講演を聴いた後、実際に倉庫施設の見学を行った。

過去の海外研修レポート

 

このページの先頭へ