海外研修

第52回海外研修(米国)レポート

研修テーマ 新たなビジネスの可能性を探る!
〜成長し続ける米国西海岸の最新技術動向〜
研修期間 平成23年10月14日(金)〜10月22日(土)[9日間]
訪問国(都市) 米国(ロサンゼルス、サンフランシスコ)
研修コース 成田→ロサンゼルス→サンフランシスコ→成田
研修内容 セミナー、企業視察

写真:集合写真
Google社にて

第52回海外研修(米国)を終えて  団長 三輪 昭尚(株式会社 大林組)

写真:三輪 昭尚

全NEC C&Cシステムユーザー会の海外研修は、テロおよび経済環境を鑑み暫く開催を見合わせていましたが、3年振りの開催となりました。本年度は、「新たなビジネスの可能性を探る〜成長し続ける米国西海岸の最新技術動向〜」をテーマに開催いたしました。内容としては、米国西海岸の企業・大学などの視察及び市内視察を中心にプログラムを組み、米国の先進的な考え方および技術を体感できる研修となりました。

今回訪問した西海岸は、ご高承の通りIT企業が多く集まるシリコンバレーの中心的都市サンノゼがあります。アップル、HP、そして今回訪問をしたグーグルなど、ITの最先端発祥の地域ともいえる地域で、IT技術の世界では非常にホットな場所と言えます。

最初にロサンゼルスでは、NECアメリカにてITの最新キーワードの整理をはじめとして、現在のシリコンバレーの近況について興味深い話を聞きました。そして、壮大な風力発電を視察し、あらためて米国の広大な土地とスケールの大きさを肌に感じました。また、米国日通では全世界に拡がる物流ネットワークの話と実際に物流倉庫の見学をさせていただきました。

次に二つ目の都市サンフランシスコでは、スタンフォード大学にてBIM(Building Information Modeling)の話を聞き、その手法を使ってカリフォルニア科学アカデミーの建設を担当したウェブコービルダーズ社の話を聞きました。そして、実際にそのカリフォルニア科学アカデミーを見学し、最新の技術を利用して建てられた建造物や様々な趣向について実地体験を行いました。そして最後に、ITの最先端の場所シリコンバレーにあるグーグル本社を訪ね、今後の戦略を聞いた後、見学をさせていただきました。

今回の研修は、9日間で2都市という行程で、時間的余裕を持ってそれぞれのセミナーを受講し、見学をすることが出来ました。フリーの時間を有効的に使って参加された方々も、それぞれ米国の文化などにも触れられたと思います。今回、参加人数が15名ということで、近年では非常に少ないメンバー数で当初は寂しく感じましたが、全員の名前と顔が一致しかつ逆に連帯感が強まり、業種・業態・世代を超えて皆さんとの交流を深められたことが大変良い想い出となりました。

最後になりますが、第52回全NUA海外研修が、メンバー全員無事故で初期の目的を達成し、予想以上の成果によって成功裏に終えることができましたのは、参加メンバー各位のご協力と、関係者のご尽力の賜物です。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

訪問先

■オリエンテーションセミナー(NECアメリカ)
http://www.necam.com/

2004年に設立、米国内NEC現地法人を統合し2006年7月より現体制で米国にて事業を展開しております。また、ネットワークサービス、ITプラットフォーム及びディスプレイのソリューション等を提供しております。
米国での最初のセミナーとして、NECの米国での事業展開ならびに米国のICTの最新事情及び、米国と日本との関係等についてオリエンテーションを含めたセミナーを行いました。

■ウィンド・ファーム
http://www.southpoint.com/states/ca/windmills.htm

ロサンゼルスから東へ約100マイル、砂漠の中の保養地であるパームスプリングス近くのフリーウエイ10号線沿いには風力発電用の巨大な風車が林立しています。この地域の11平方マイル余にわたって3500もの風車が設置されていて、パームスプリングス市の電力の30%がこの風力発電により賄われています。
この広大で壮観なウインド・ファーム(風車群)の中をバスで案内するツアーで視察。風力タービン葉の林の中を90分にわたって説明ガイド付きで廻るツアーは風力発電の実態を目で見、学ぶ最高の機会を与えてくれました。

■米国日本通運株式会社ロサンゼルス海運支店
http://www.nipponexpressusa.com/home.php

主に物流倉庫(輸入、輸出用)を視察、米国での同社のロジスティクス事情を視察紹介いただきました。

■スタンフォード大学建設技術統合化研究センター
Stanford University Center for Integrated Facility Engineering
http://cife.stanford.edu/

1989年に設立されたスタンフォード大学の研究機関で、Virtual Design and Construction(VDC)と呼ばれる3次元建物モデルデータを活用して建設のプロセスの合理化、効率化を進める手法(日本では「BIM」と呼ばれる)を研究する大学の研究機関としては世界最高峰の研究センターです。
施設見学のほか同研究センターでの最新の研究事例をご紹介いただきました。

■Webcor Builders社セミナー
http://www.webcor.com/

カリフォルニア州サンマテオ市に本社がある、NUAの会員企業である大林組様の米国子会社です。カリフォルニア州第1位の建設会社であり、西海岸でVDCを活用した数多くのプロジェクトを手掛けています。
スタンフォード大学訪問時、同社「Virtual Building and Design」の責任者であるJes Pederson上席副社長およびFrank Hasse Virtual Building室室長に、VDCの活用事例のひとつである「California Academy of Sciences」についてご講演いただきました。

■カリフォルニア科学アカデミー California Academy of Sciences
http://www.calacademy.org/

1853年米国西部初の科学機関として創立された、ゴールデンゲートパーク内にある世界最大級の自然史博物館。2008年、イタリアの代表的な建築家であるレンゾ・ピアノの設計によるユニークな形状の建物にリノベーションされました。「水族館」、「プラネタリウム」、「自然史博物館」、「熱帯雨林ガラスドーム」の4つの施設が1つの建物内に収められた世界唯一の博物館。
一般には公開されていない海水浄化装置や植物に覆われた屋根などの「舞台裏」を見学し、Webcor Builders社のVDC活用事例をご紹介いただきました。

■Google社
http://www.google.co.jp/intl/ja/about/corporate/company/index.html

1998年にスタンフォード大学の学生だったラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンにより設立されました。Googleの革新的な検索技術は世界中の人々と情報をつないでいます。Googleが提供する広告プログラムは、ウェブ体験を充実させるだけでなく、あらゆるサイズのビジネスに測定可能な効果をもたらします。Googleはシリコンバレーに本社を置くほか、米国、欧州、アジアなどの様々な地域に拠点を構えています。
本社を訪問し、同社の最新事情とグローバル戦略等についてご講演いただきました。

過去の海外研修レポート

 

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