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第48回海外研修 北欧研修チームレポート
今回は北欧を中心に、ドイツ、スウェーデン、フィンランドの3国を訪問し、最新動向を、ITを切り口に、企業訪問、セミナーなどをご自身で見聞し体験いただきました。9日間ハードスケジュールにもかかわらず精力的に動かれ全員元気で無事帰国することが出来ました。今まで遠かった北欧の国がぐっと身近になり、また研修で知り合ったメンバー相互の交流とネットワークの輪が広がりました。

研修テーマ: 『欧州・EUの現状と北欧ビジネスの最新動向を探る』
研修期間: 2005年10月15日(土)〜23日(日) (9日間)
研修コース: 成田 → ドイツ(フランクフルト) → スウェーデン(リンショーピン、ストックホルム)→ フィンランド(ヘルシンキ) → ドイツ(ミュンヘン)経由⇒成田
参加メンバー: 35名(24社)
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第48回海外研修 北欧研修を終えて
第48回海外研修 北欧研修チーム
団長 布施 順之助(コイズミ情報システム株式会社)

布施 順之助北欧は、地理的には非常に遠い国ですが、今回訪問して親近感を覚えるようになりました。全体に中世の建物がそのまま残されていて大聖堂も多く、歴史を感じました。森林が多く人が少ない、ゆったりした国ですが、失業率が日本の倍くらいと高く、消費税も20%以上であり、暮らすには大変なのかもしれません。ソ連が崩壊して戦争の脅威はなくなり、暮らしが穏やかになったものの、人口が少ないため、どうしても輸出に頼らざるを得ないようです。
私にとって遠距離の旅行は初めてでしたが、思い切って参加しました。日数が少ないわりには訪問都市、訪問企業が多く、かなりの強行軍でした。欧州に視察の場合、今後はもう少し長い日数のほうが良いように思います。
旅行中、いつも全員予定時間通りの集合で、スケジュールどおりに行動することができました。参加された皆様、関係者の皆様、いろいろとありがとうございました。


研修内容
●オリエンテーションセミナー(フランクフルト)
http://www.neceurope.com/(英語)
 
10/16(日)9:00〜11:00 NEC Europe社より
欧州の最新事情(EU,ユーロ,EU憲法など)および、欧州と日本との関係について、NECヨーロッパよりお話しを致しました。特にビジネス、文化、生活などの面から、欧州と日本の違いについて、長年ヨーロッパ在住のスタッフの体験をもとにしたお話しを致しました。

●SAAB社訪問(リンショーピン)
http://www.saab.co.jp/(日本語)
 
10/17(月)AM
SAAB社は、1937年スウェーデンのトロールハッタンで、同国初の航空機製造会社として創業。スウェーデン航空機会社の頭文字からSAABと名づけられました。当初はスウェーデン空軍に爆撃機、戦闘機を作っていたが、戦後ここに磨かれた技術と専門知識を活かして自動車の制作に着手。日本では、その独自のデザインと性能性あふれる自動車メーカーとして有名。「世界初」と呼ばれる先進的な技術開発を行いターボチャージャー、ヘッドライト・ワイパー シートヒーター、花粉フィルター、代替フロンなどは同社が初めて採用。現在 自動車をはじめ防衛、航空、宇宙産業分野で活躍。同社を訪問し、同社の事業戦略およびグローバル展開などについてお話いただきました。

●IFS社本社訪問(リンショーピン)
http://www.ifsworld.com/jp/(日本語)
 
10/17(月)PM
1987年にスウェーデンのリンショーピン市で創業したIFS社は、オープンスタンダードに基づいて開発されたコンポーネントベースのビジネスアプリケーションの開発および販売を行っている大手プロバイダーです。防衛産業、自動車産業、建設・設備管理、ハイテク産業、産業用機械・機器製造、プロセス産業、公益・テレコム産業へグローバルな展開をされています。今回、同社の本社を訪問し、欧州のIT市場とIFS社の事業戦略などについてお話しを伺いました。

●学校教育におけるIT教育政策、スウェーデンの情報行政・教育について(セミナー&学校訪問)(ストックホルム)
 
10/18(火)PM、19(水)AM
1990年半ばの世界的な経済低迷を受けてスウェーデンも不況に見舞われましたが、これを転機に政府は、製造業中心の経済構造から知識集約型産業への転換を図るための政策を打ち出しました。そのひとつが、国家のIT戦略です。今回は、その中で、特徴的な施策のひとつである「学校でのIT教育」にフォーカスして、セミナー受講及び学校視察を行いました。

●フィンランド技術庁(TEKES)(ヘルシンキ)
http://www.tekes.jp/about-j.html(日本語)
 
10/20(木)11:00〜13:00
フィンランド技術庁TEKESは、フィンランド通商産業省傘下の組織で、主に科学技術分野の調査や研究開発に対して経済的な援助を行っており、大学や関連研究機関が共同で取り組んでいるR&Dプロジェクトから一般企業にまでその対象は広範にわたっています。企業に対しては、技術分野などで業績をより伸ばし、また国際競争力を備えるために必要な援助と専門的なサービスも提供しています。TEKESの年間予算約4億ユーロは、フィンランド通産省を通じて国家予算が割り当てられ、年間約2,000のプロジェクトに対して投資や融資が行われています。 今回はTEKES本庁を訪問し、最新状況等についてお話を伺いました。

●フィンランド 最新IT事情セミナー −オクトパス(Octpus)−(エスポー)
 
10/20(木)15:00〜17:00
フィンランドでは、モバイルの分野でも新しい試みを重ねています。今回は、新しいモバイル・サービスの創造と開発を推進し、モバイル・ビジネスの成長を促進するために作られたユニークなネットワークであるオクトパス(Octopus)を切り口に最新事情を研修しました。

・オクトパス(Octopus)の概要について
フィンランド北部の都市Oulu市で実際に運営に携わっている the Mobile Forumのスタッフよりお話をいただきました。
http://www.mobileforum.org/octopus/eng/
http://www.technopolis.fi/index_en.html(英語)

・オクトパス(Octopus)の事例紹介
実際にオクトパス(Octopus)の環境を使って、モバイル製品の開発を行っている事例をエフ・セキュア社の方よりご紹介いただきました。
エフ・セキュア社は、1988年にヘルシンキで設立されたセキュリティーの会社で、企業、通信業者向けのセキュリティーソフト、設備販売を行い、最近は、コンシューマ市場にも参入し、インターネット・セキュリティ製品を提供。世界にシリコンバレーをはじめ16社の現地法人をもっています。
http://www.f-secure.com/(英語)
http://www.f-secure.co.jp/(日本語)

●JETRO(日本貿易振興機構)セミナー(ヘルシンキ)
http://www.jetro.go.jp/biz/world/europe/(日本語)
 
10/20(木)18:00〜19:00
フィンランドもスウェーデンと同じように、1990年半ばの世界的な経済低迷を紙・パルプからITへ産業構造を再構築し、不況を乗り越え、人口の少ない国内市場だけに目を向けるのではなく常にグローバルな展開を意識して活動しています。
そうしたフィンランドの最新状況について、「フィンランドの経済事情」、「国際競争力No.1のフィンランド」といった切り口で、JETROヘルシンキ事務所の方よりお話を伺いました。
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