フレッシュセミナー

全国の若い世代の会員が集まり、業務に役立つ実践的なテーマでの体験セミナーやグループディスカッションを実施します。参加者相互の異業種情報交換を通した、自己啓発や人間形成の場として開催します。

第22回フレッシュセミナー
「次世代リーダーのための最強のチームビルディング」 開催

テーマ 実践!! 体感!! 即効!!
「次世代リーダーのための最強のチームビルディング」
講師 株式会社プラネットファイブ  田中 和彦 氏
日程 2013年9月19日(木)〜20日(金)
会場 鎌倉プリンスホテル
参加者 77名

2013年9月19日(木)〜20日(金)の2日間、鎌倉プリンスホテルに全国から77名の参加者が集い「次世代リーダーのための最強のチームビルディング」を内容とするフレッシュセミナーが開催されました。2日間にわたり、「伝わるコミュニケーションと横のリーダーシップ」をテーマとし、全編ワークショップ・体感型プログラムによるチームビルディングセミナーで“リーダーとは”“リーダーシップの本質とは”について、ゲーム形式で楽しく学びました。
グループ間で得点を競い、そのグループは数回再編。自分が所属したグループで獲得した得点は個人ポイントとして全ワークの得点を加算していき、最後に個人ポイントの獲得上位者の表彰も行われました。ゆったりと親交を深めた「夕食懇親会」では、楽しい懇親ゲームも行われ、大いに盛り上がりました。
2日間を通して頭と身体をフルに使ってリーダーシップの本質を学べたばかりでなく、参加者同士が心を開いて交流を深めた有意義なセミナーになりました。

[第1日]

開会式

木村 久規子 氏 笠松 幸男 氏
副委員長
木村 久視子 氏
委員長
笠松 幸男 氏

開会式では、木村久視子運営副委員長(大正製薬株式会社)の開会宣言に続き、運営委員とアドバイザーの紹介が行われ、笠松幸男運営委員長(株式会社近鉄エクスプレス)が委員を代表して「優秀でフレッシュな次世代リーダー候補が集まり、体感型のセミナーでリラックスして楽しみながら学び、職場に戻って上司がその成果を感じられるようにすると同時に、異業種交流を通じて人脈づくりをしてほしいと思います」と挨拶しました。

 

次世代リーダーのための最強のチームビルディング(第1日)

蜻コ朋子運営委員(株式会社システムエイド)の司会により、研修の概要と研修を担当する株式会社プラネットファイブの田中和彦氏が紹介され、いよいよ研修がスタートしました。

写真1 写真2
グループ内自己紹介

グループ内での自己紹介では、社名・名前・自分の理想とするリーダー・理想とする理由について、順に1分間スピーチを行いました。

グループ内での自己紹介が終わり、講師からは「リーダーには、これという答えはない。自分らしいリーダーになることが大切」。さらに「一生使えるリーダーシップという武器を持ち帰ってもらうこと」という今回のセミナーのゴールが提示されました。そして「ワークを通じて皆さん自身が気づくことが大切で、私はその場を提供するだけ」とファシリテーターの役割に徹するとの説明がありました。

 
写真3 写真4
アイスブレークワーク

与えられたテーマを絵で表現し、コメントを添える。

グループ内で相談し、リーダーシップとマネジメントの違いを「絵」で表現。
まず伝わるコミュニケーションがいかに重要であるかを体感しました。

講師からは、リーダーシップとマネジメントは明確に違うこと、それぞれの基本的な役割と機能についての説明がありました。

 
写真5 写真6
ワーク1 「速さを競え!」

制限時間内に指示された作業を何回できるか競う。PDCAを体感し組織成果をあげることの重要性を学ぶ。

ワークに先立ち、グループごとにアルファベットを入れたチーム名を決定。各人がA3の用紙をくしゃくしゃにした紙のお手玉を空中に投げ、隣の人に渡すことを繰り返します。この受け渡しを30秒以内に何回できるかを競いました。2回の練習、協議のための時間、予選と本戦の2回の競技を行い、これまでの最高記録である42回を超えられるかに挑戦しました。

講師からは「リーダーはいかにメンバーのやる気と能力を引き出しながらPDCAを回し、最も大きな目標を実現するかが大事です」との説明があり、そのために必要な要素について紹介がありました。

 
写真7 写真8
ワーク2 「正確さを競え!」

トランプを使用し共通のルールのもと数字の正確さを競う。トレーニングの量が質を底上げする感覚を学ぶ。

1グループがトランプの黒(スペード・クラブ)または赤(ハート・ダイヤ)の26枚を使用(札の数字合計182)し、まず1枚取り除きます。残り25枚の札を順に1枚ずつメンバーが取り、引いた札の数字を合計数字の182から減算していきます。25枚分を引いた最終の数字と、最初に取り除いた札の数字が一致していれば正解。正確さと速さを競いました。

このワークに関する講師の説明では、「リーダーを中心に話し合い、札を引く順序や減算した数字の復唱、100の位を外して計算することなど、正確かつ効率的にワークを行うためのルール決めが重要です」との説明がありました。

 
写真9
ワーク3 「高さを競え!」

紙を使ってタワーを作り、高さを競う。目標を高く設定し、協働意思を持つことの重要性を学ぶ。

A4(297×210o)サイズのコピー用紙20枚を使い、できるだけ高いタワーを作ります。タワーとして認められる条件は、組み上げたものが立っていて静止していること。悪戦苦闘しながらも、これまでの最高記録である約270cmには及びませんでしたが、各チームがタワーを完成。

講師からは、「リーダーが掲げた目標がメンバーにとって目標となりやすいため、リーダーは実現可能性があり、最も高い目標を設定する責任を負う重要な立場にある」という解説がありました。

 
写真10 写真11
ワーク4 「リーダーの指示に従え!」

課題を与えられたリーダーが情報のないメンバーに指示し、定められた形のブロックを作る。情報伝達の重要性を学ぶ。

このワークでは、これまでの獲得ポイントの高いグループを解体し、10グループにチームを再編。新たに選ばれたリーダーは、会場の外へ出てワークに関する情報を与えられます。その一方、会場内にいるメンバーは目隠しをしたまま待ち、戻ってきたリーダーの指示にもとづき、決められたものを作ります。決められたものとは、紐で三角形を作り、その中に決められた形状のブロック4つを組み立て、さらに決められた位置に置くこと。終了後、メンバー全員が時間軸に沿い、それぞれのモチベーションを曲線で描き、その時の気持ちをコメントとして書き込みます。

情報の多いリーダーから情報の少ないメンバーに、いかに情報をうまく伝えるコミュニケーションが大切か。振り返りを通じて、多くの気づきがありました。講師がそれを総括し、「メンバーの作業を能動的・主体的に助けたか、全員に声掛けしたか、弱気や不安を声にしなかったか」など、実際に組織で起こりがちな事象に即したアドバイスがありました。

 

夕食懇親会

会場を移し、渕上龍次運営委員(センコー情報システム株式会社)と原田康太郎運営委員(日本車輌製造株式会社)両名の司会で、新たなグループ編成による楽しい夕食懇親会が始まりました。笠松幸男運営委員長の「研修ゲームで頭と身体でワークに取り組み、楽しんでもらっていると思いますが、お酒の力も借りて新たなチームビルディングをしてください」との乾杯の音頭で宴がスタート。あちこちのテーブルで名刺交換や自己紹介をする光景が見られました。外は折しも美しい中秋の名月、一方、会場内には満足感に浸る笑顔があふれていました。

20時30分からは2種類の懇親ゲームがスタート。最初は与えられた「お題」をグループメンバー全員で、1人10秒ずつ絵を描き加えていき1枚絵で表現。前方にいるグループの代表者がその絵を見て「お題」が何かを当てるゲーム。3つの「お題」の答えには、ユーモアたっぷりの答えもありました。2つめのゲームは、バラエティに富んだ質問に、ぴったりの答え、あるいは○×で答えるというもの。講師の田中先生やアドバイザーの特別ポイントも加算し、高得点のチームに賞品が授与されました。

写真:夕食会1 写真:夕食会2 写真:夕食会3

[第2日]

次世代リーダーのための最強のチームビルディング(第2日)

蜻コ朋子運営委員の司会で研修第2日がスタート。

改めて講師からセミナーのゴールについての説明があり、「性格は変わらないが、行動はすぐ変えられる」との励ましの言葉で、ワークが始まりました。

写真1 写真2
ワーク5 「同じものを作れ!」

2か所に設置されたサンプルブロックを観察し、時間内にそれと同じものを再現する。最適な組織運営の観点を学ぶ。

ワーク前に2つのグループが一緒になるグループ再編を行いました。前方にAとB、ブロックを組み上げた2つのサンプルが見えない場所に置かれています。メンバーは触れることなく観察し、そのサンプルどおりに再現して組み立てるという課題です。正解にいたる完成時間は、組立開始後51分という最短記録も明示されました。多くの色ブロックを使い、組み立て方も段数が多く複雑であり、再現するために協働して懸命にワークに取り組みました。

しかし、正解したのはわずか1グループのみ。振り返りでは、チームとして機能した理由、機能しなかった理由をあげ、さらにもう1回チャレンジしたら、リーダーとしてどのようなことを考えるかを討議。正解したチーム発表をベースに、ゴールの確認・共有の大切さ、全体像の把握、役割分担、ルール共有、適材適所など、ゴールに向けて必要な事やリーダーの役割について確認しました。

 
写真3 写真4
ワーク6 「潜水艦を探せ!」

わかりにくい設定で始まり、前に進むことで全貌が徐々に見えてくる中、獲得した得点を競う。停滞した状況を打破する勇気と行動することの重要性を学ぶ。

あるメッシュには6個以上15個以下のマス目に3種類の数字が入っており、その位置や数字は講師だけが知っています。メンバーは同じ説明文を読み、相談の上、A1、C3のようにメッシュの場所を4カ所申告します。そこに数字が入っていれば、その数字の合計値を講師が発表します。他チームの申告個所や合計数字を参考にしながら、合計4回の申告を行います。ただし、時間制限があり、申告の順番待ちの状態でも時間がくれば、その時点でゲームオーバーになります。

このワークは、停滞した状況を想定したもので、いかにリーダーはリスクがあっても前に出ることが大切か、また責任を引き受ける行動の大事さを学びました。

「リーダーという立場だからリーダーシップを発揮するのではなく、リーダーシップを発揮した人が結果的に周囲にリーダーに認められる。つまり、自分が意識した瞬間にリーダーになれるのであり、職場だけでなく家庭やプライベートでも実践してほしい」という講師の言葉で、2日間にわたる研修を締めくくりました。

 

閉会式

閉会式では、木村久視子運営副委員長の「手に入れたリーダーシップという武器は、会社でいかに使っていくかが大切です。日々の仕事で活かせるように励んでほしい」という締めの挨拶がありました。

そして、最後に今回のフレッシュセミナーの企画段階から委員へのバックアップを惜しまなかった淡野紳一アドバイザー(NTTコムウェア株式会社)から「皆さんは、実は会ってから22時間しか経っていません。このセミナー会場に来た時の気持ちと今の気持ちを比べてください。一歩前に出たからこそ、今の気持ちがあるのです。これは、上から見たら清水の舞台に見えたが、実際に飛び降りて振り返って見たらほんの小さな石段に過ぎなかったということです。これからも、常に一歩前へ踏み出す勇気をもってください」との講評があり、2日間のセミナーが幕を閉じました。

写真:フレッシュセミナー運営委員

フレッシュセミナー運営委員

これまでの活動報告

 

このページの先頭へ