デジタルフォトコンテスト特別企画フォトレッスン2014

 

鉄道写真で「ほっこり」―中井精也さんに聞く、「ゆる鉄」の極意 語り手:吉村和敏さん

「ゆる鉄」にチャレンジ!

極意1:具体性を排除して「イメージ化」

旅情を表現するためのポイントは、「列車を構図の中心に置きすぎないこと」。路線名や車両の系統など、現実の情報をできるだけ排除することで、風景全体をイメージに近づけるのだそうです。

長良川鉄道

 

極意2:イメージを際立たせる

写真は現実世界にレンズを向けて一瞬を切り取るもの。ただしそれは、目の前の風景をそのまま写さなければいけないということではありません。自分の想いや伝えたいものを、具体化することが大切です。そのための手段としてピントや明るさのほか、「実際には画角の中にあるものをあえて写さない」ということも時には有効です。

小湊鉄道

 

極意3:人や土地に目を向けてみる

中井さんは、暮らす人の姿や生活感を写真として残していきたいと考え、鉄道と一緒にカメラに収めています。その土地ならではの人の笑顔に出会えるのも、鉄道写真の魅力のひとつです。

江ノ島電鉄

 

極意4:体で感覚をつかんで写真を楽しもう

「カメラの仕組みや構図などを、難しく考える必要はありません。例えば絞り優先オートの状態で『絞りの数値が大きければピントが合いやすい、小さければ合いにくい』といったことだけを体で覚えていけばいいと思います」と中井さん。肩の力を抜いて写真を楽しむ気持ちが、上達の秘訣かもしれません。

都電荒川線

 

写真:中井精也

プロフィール

中井 精也(なかい せいや)
1967年、東京生まれ。成蹊大学法学部卒業後、写真専門学校を経て、鉄道写真家の真島満秀氏に師事。
独立後、2000年に山ア友也氏と有限会社レイルマンフォトオフィス設立。
2004年春から毎日1枚必ず鉄道写真を撮影するブログ「1日1鉄!」を連載中。

 
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