東北NUAトップ > 会合 平成22年度 > 環境視察研修会
会合 平成22年度

環境視察研修会
「新エネルギー施設見学会」
〜日本一のクリーンエネルギーの町(葛巻)に学ぶ発想の原点!逆境から創造へ〜
開催日時 平成22年7月9日(金)
視察場所 岩手県葛巻町 新エネルギー施設
スケジュール
9:45 JRいわて沼宮内駅 バスターミナル集合
  貸切バスにて移動
10:20頃 くずまき交流館プラトー着
10:30〜 (1)葛巻町概要説明
  <昼食・休憩>
〜16:00 (2)施設見学
●畜ふんバイオマスシステム ・・・ くずまき高原牧場
●木質バイオマスガス化発電設備 ・・・ くずまき高原牧場
●ゼロエネルギー住宅 ・・・ くずまき高原牧場
●グリーンパワーくずまき風力発電所 ・・・ 上外川高原
●くずまきワイン工場 
17:00頃 JRいわて沼宮内駅 バスターミナル 解散
施設紹介
【畜ふんバイオマスシステム】
写真:畜ふんバイオマスシステム
−食料とエネルギー生産・農業に新しい魅力を求めて−
資源循環型農業の実現、環境にやさしいバイオガスシステムを

近年、畜産経営から発生するふん尿に起因する環境問題は、飼養規模が拡大したことや、地域住民の環境保全意識の高まりなどから顕著化してきました。一方、この家畜排せつ物は、有機物や窒素、リンを多く含み、土壌改良材や有機性肥料として高い価値があります。「バイオガスシステム」は、家畜排せつ物などを原料に、熱や電気、有機肥料を回収・有効利用できる、今、注目のリサイクルシステムです。
 
●実施事業の概要
  • 事業名
  • 生産振興総合対策(耕畜連携・資源循環総合対策)事業
  • 事業主体
  • 葛巻町
  • 管理主体
  • 社団法人葛巻町畜産開発公社
  • 施工業者
  • 株式会社協和エクシオ 東北支店

●施設概要
  • 建設場所
  • 岩手郡葛巻町葛巻40-57-125(くずまき高原牧場内)
  • 処理原料
  • 乳牛ふん尿スラリー、生ごみ
  • 施設規模
  • 13トン/日(乳牛200頭)
  • 処理方式
  • メタン発酵処理、消化液の80%液肥利用及び20%の生物処理による浄化
  • 発酵方式
  • 湿式、中温発酵
  • バイオガス
    利用方式
  • デュアルフュエルエンジン式コージェネ設備(発電機=37kw)

●主な利点
  • 環境保全
  • 大気の環境汚染ガスを放出することなく有機物を分解するので、悪臭の発生が少ない。
  • 良質の
    有機肥料
  • ミネラルはそのまま残り、サラッとした即効性の高い液肥として有効利用できる。
  • エネルギー
    活用
  • バイオガスを燃料に、発電機、ボイラーで電気、熱エネルギーを回収。施設内で有効利用できる。
【グリーンパワーくずまき風力発電所】
写真:グリーンパワーくずまき風力発電所
グリーンパワーくずまき風力発電所は、岩手県葛巻町の標高1,000mを越える上外川(かみそでがわ)地区に、J-POWERが出資する株式会社グリーンパワーくずまきが運営を行っています。本事業は「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」に基づく「新エネルギー事業支援事業」の適用をうけ、経済産業省より補助金を受けています。

●事業実施主体
  • 株式会社グリーンパワーくずまき
  • 設立年月日
平成13年9月20日
  • 所在地
岩手県岩手郡葛巻町葛巻20-18-4
  • 資本金
4億9千万円(電源開発株式会社 100%出資)
 
●仕様
製作者 ヴェスタス社(デンマーク) / 基数 12基 / 機種V66-1750kW / 定格出力 1750kW
ローター 直径66m / ローター取付 高さ60m / ローター回転数 10.5rpm〜24.4rpm /
定格風速 16m/s / カットイン風速 4m/s / カットアウト風速 25m/s /
出力制御方式 ピッチ制御可変速制御・電動ヨー制御 / 発電機形式 三相巻線型誘導発電機
発電機回転数 830rpm〜1925rpm / 定格電圧 690V / 定格電流 1535A

●発電量等
  • 発電出力 21,000kW(1,750kW風車×12基)
  • 年間予想発電量約54,000,000kWh
    *一般家庭の消費電力の約1万6,000世帯分に相当します。
    葛巻町の年間消費電力量の約2倍相当。

●環境保全への効果
  • 二酸化炭素削減効果 29,970t-CO2/年(一般家庭約5,400件分の排出量)
    *CO2排出係数=0.555kg-CO2/kWh(一般電気事業者の排出係数)
【木質バイオマスガス化発電設備】
写真:木質バイオマスガス化発電設備1

写真:木質バイオマスガス化発電設備2
森林整備の過程で発生する間伐材を原料に、エネルギー(電気・熱)を回収、有効利用できるシステムです。十分に利用されていない森林資源を活用することで、森林整備や環境の保全を図ることが出来ます。

●実施事業の概要
  • 事業名
  • バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業
    「森林の間伐施工に伴なう木質バイオマスガス化熱電併給システム」
  • 事業主体
  • 月島機械株式会社、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、葛巻町
  • 管理主体
  • 月島機械株式会社

●施設概要
  • 建設場所
  • 岩手郡葛巻町葛巻40-57-125(くずまき高原牧場内)
  • 原料
  • ウッドチップ(カラマツ等の間伐材)
  • 施設規模
  • ウッドチップ3t/日(15時間運転)
  • 発電出力
  • 120kW
  • 熱回収量
  • 266kW
  • エネルギー
    効果
  • 電気24%+熱回収率51%=総合効率75%
  • ガス化
    炉形式
  • ダウンドラフト方式

●主な利点
  • 間伐材の有効利用
    森林整備の過程で発生する間伐材を有効活用できる。
  • 地球温暖化防止
    化石燃料を使用しないため温室効果ガスの発生が少ない。
  • 高いエネルギー効率
    電気と熱を利用できるためエネルギー効率が高い。
 
定員 40名(NUA非会員参加不可)
参加費 東北NUA会員様:無料(非会員:参加不可 )
*集合場所(いわて沼宮内駅)までの交通費等は各自ご負担願います。
申込締切 7月2日(金)
問い合わせ先 東北NEC C&Cシステムユーザー会事務局
仙台市青葉区中央4-6-1 住友生命仙台中央ビル25F
TEL:022-267-8762 FAX:022-267-8763
pagetop