会合 平成20年度

平成20年度総会 第121回NUA-SP研究会活動報告

今回はSP研究会会員をスーパーコンピュータSXシリーズの開発拠点であるNEC府中事業場にご案内し、SXの開発現場を実際に見学して頂きました。また、SXの開発に携わっているNECの技術者と会員様の交流の場として情報交換会を開催しました。お蔭様で、会員24名、NEC側からハードウェア部門、営業部門など30名を超えるHPC関係者が参加し大変盛況な研究会となりました。

日時 平成20年5月29日(木) 13:00〜18:15
会場 NEC府中事業場
プログラム
  1. 総会
  2. 講演
    「東北大学 サイバーサイエンスセンターの新しいスーパーコンピュータシステムSX-9とその評価について」
     東北大学 サイバーサイエンスセンター センター長 小林広明様
  3. NEC IT製品のご紹介
     NEC 第一コンピュータ事業本部 事業本部長 西川 岳 氏
  4. NEC 府中事業場のご紹介
     NEC 支配人 古井 利幸 氏
  5. NEC府中事業場見学
  6. 情報交換会
     SP研委員キヤノン立原様司会による質疑応答形式
  7. 懇親会

リポート

大盛況な会場
1.まず初めに総会が行われました。今年度ご就任頂く委員の方のご紹介と平成19年度の活動報告/平成20年度の活動計画を報告致しました。


ご講演をする東北大学の小林先生
2.続いては、東北大学 サイバーサイエンスセンター センター長の小林先生より、4月に東北大学に納入されましたSX−9についてご講演頂きました。
SX−9のシステム構成・アプリケーション評価・新しくSX−9で追加されましたADB性能についてご紹介頂きました。また、ご研究分野での将来のベクトルの可能性など についてご紹介頂き、大変興味深いものでした。

3.次にNEC第一コンピュータ事業本部長の西川より5/26に発表された新製品ECO Centerを中心にNECのIT製品の紹介及びSX−9の強化ポイント、性能などについてご紹介致しました。

4.そして見学の前にNEC支配人 古井より府中市のプロフィール・府中事業場の人員構成・主要事業・NECと地域の交流等をご紹介致しました。


ショールームの見学風景
5.府中事業場見学会では、100分かけてショールーム に展示されているメインフレーム・ストレージ・ブレードサーバなどのハードウェアについて製品を実際に真近でご覧になりながらご紹介致しました。IT製品以外にも月周回衛星「かぐや」に関する映像紹介・展示説明も致しました。
またSX−9の実機 ・SX−5からSX−9までの歴代のSXテクノロジサンプルも見て頂き、製品を出荷前にお客様と同じ環境でテストする検証ラボも見学頂きました。特に SXのCPU・メモリなどのテクノロジサンプルやブレードサーバの実演について、参加者が大変興味をお持ち頂いた様子でした。

6.情報交換会は、30分と短い時間でしたが、多くのご質問・ご要望をいただきました。情報交換会での質疑応答は、ADBやコンパイラなどのソフトウェアへの要望に集中しました。

情報交換会会場

情報交換会の司会をするキヤノン立原様

7.懇親会はSP研究会会員とNECのHPC関係者合わせて、約40人の方々に参加頂きました。会員と開発現場のNEC技術者との活発な議論や、会員同士で異業種の技術者との交流など、大変有意義な会となりました。

講演・見学会・情報交換会を終えて、「乾杯!」
まとめ
特に興味を持っていただけたのはNEC府中事業場見学・デモ展示でした。NECが計算機の開発、品質向上に取り組む体制の一部をお見せすることにより、SXの特徴をより実感を持って理解していただけたことと思います。
情報交換会での質疑応答なども含め、ソフトウェア開発担当者の参加は、お客様からの要望も強いため、今後のNEC技術者との交流では、是非、ソフトウェア関連をメインテーマにした研究会を企画していきたいと考えております。
年に何回もお会いすることは出来ませんが、ほとんどの参加者にご満足いただけたようです。例えば、種々のシミュレーション実例の紹介、技術的な観点からのSXの利用方法の紹介、類似の他研究会との共同開催など皆様のご意見を基に、さらに今後のSP研究会を充実させていきたいと考えております。
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