全NUAユーザー事例論文:論文パル2005
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基幹ACOSホストに画像サーバー機能の組込みを非オープン化により実現
〜既存ホストの商品情報と画像データの融合による共有システムの構築〜
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【1】 背景と目的
 
当社はインテリア、ジュエリー、テーブルウェアー等の硝子製品の製造と販売を致しておりますが、昨今の市場 環境は消費者の生活様式の多様化、価値観の変化により需要の予測が極めて難しくなっております、そうした中でより早く、より正確に消費者ニーズの把握と販売の増大に向けて効率を上げることが求められています。 特に受注業務では数万点に及ぶ商品対応の中で商品の仕様・形状・色・大きさ等の把握がカタログ或はマニュアルで検索するにはタイムリーに応答ができていないのが現状です、注文の機会損失をできるだけ少なくする 支援のシステムが必要となってきました、受注対応の内容として先ず在庫の有無・商品の仕様・類似品の提示などがあります、現状では在庫問合せの画面により在庫数、生産予定、価格、商品区分等が表示され、返答を しますが、より詳細に商品内容を説明するために画面に在庫と商品画像が併記されることが最善の方法であると考えシステムの開発を致しました。
   
【2】 概要
 
・画像データの流れ・・・・・・既存の営業支援システムの画像DBよりACOS画像DBへ転送(夜間日次)
・在庫問合せ画面(ACOS)に商品コードを入力・・・・・・在庫検索(在庫情報、生産予定日、他表示)
・商品画像の検索時は”F9”キーを押下る・・・・・・商品DB(ACOS)よりPCへソケット通信により配信
・パソコンはフリーソフトにより画面に画像表示と文字情報を重ねた商品情報をポップアップ表示する

   
【3】 キーポイント
 
・画像ファイルは本来、クライアント/サーバーシステムでの開発が一般的ではあるが、操作性・応用性を考えた場合 現状では既存システムの付加機能として開発することが利用者の最適な利便性となること。   
・システム全体での開発・運用費用を最小限に抑えようとした場合、クライアント/サーバーシステムとACOSシステムの 二重投資・維持管理はコストの面で不可能であること。
・既存資産を有効に活用することでシステムを簡便に開発し極力単純化を計る。
・ACOSでの画像ファイルの設計はサーバーの.jpgファイルをバイナリーデータの索引ファイルとして格納した。
・パソコンではバイナリーデータをソケット通信とフリーソフト(HSP)の連携により在庫情報表示の上にポップアップの描画をした。
・特にテキスト情報はACOSプログラムにてコード変換を駆使して表現した。
・画像表示したデータをプリント出力とホルダーに.jpg形式のファイルとして保存(他のシステムで共用)できるようにした。
・開発の前提をメインフレームに絞るため、オープンシステムでは不可欠な特殊画像ソフトは一斉利用しない。
・画面変更等にはパソコン側のプログラム
   
【4】 評価と今後
 
・今回の開発はメインフレームで画像表示を可能とする条件であるため、数々の機能を上手く、取り込む発想の 手法が必須であり、その中でもACOSのプラグラムからの連携処理には開発の苦心を必要としたが、エンドユーザーには操作・機能の面で大変好評である。
・この画像処理機能の完成により、他の検索画面に画像を融合させる応用ができ、機能の強化が計れた、また 携帯電話iモードでも在庫問合せが可能となっているため、携帯画面にも連携して表示の可能性ができた。
   

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