健康センター POS管理システム、予約管理システムの構築
(PDF文書,629KB)


1.目的と背景
健康センターのロッカー管理をし、さらに、入館者に割り当てられたロッカー番号で飲食、買い物が出来る清算システムが必要になった。また、宿泊施設の予約管理、現在の空き状況の確認ができ、清算システムと連携のとれるシステムも必要となった。
清算システムはRPLのパッケージソフト「温浴管理システム くあ蔵」を使用することとし、それについての導入からコンサルティング、運用支援、アドバイス、管理などをトータル的にプロデュースすること、さらに予約管理のシステム機能の開発が求められた。

2. システムの概要
機器の構成はサーバー:1台、受付PC:3台、レストラン,売店,マッサージ室PC:各1台、レストラン制御PC:1台、事務PC:2台となっている。
入館した時点で、受付で一人に1つのロッカーキーが割り当てられる。そのロッカーキーによりその時にお金を払わずにレストランでは食事をすることも可能である。同じように売店、マッサージ室でも買い物やサービスを受けることができる。そして退館したときにまとめて清算することができる。
レストラン制御PCは、各ロッカー番号が何を注文したかを管理し、ハンディーより送られる注文データを、どこの調理場に指示を出すかを制御している。
事務PCでは、リアルタイムで総入館者数、退館者数、現在入館者数が事務室のクライアント端末で確認することが可能となっている。
予約管理システムは電話で受けた予約を事務PCで管理している。予約データはレストランPCでも参照することが可能となっている。
サーバーではこれらを全て統合制御している。
サーバーには弊社でも実績のあるDELL製のサーバーを使用。データベースには検索スピードとメンテナンスの容易性からOracleを使用した。清算システムはRPLのパッケージソフト「温浴管理システム くあ蔵」とし、予約管理システムの開発にはMICROSOFT ACCESS2000を使用した。

3.ポイント
・システム開発の工夫
予約管理システムとくあ蔵でのデータのやり取りをスムーズに行えるようにした。それぞれのシステムがもう一方のシステムに処理速度が落ちたりという悪影響が出ないように開発を行った。

・非常事態に対応
各制御プログラムが動かなくなると入館、退館などが一切出来なくなり、営業に支障をきたすため、レストラン制御プログラムは事務PCにも制御プログラムを待機させてある(すぐに制御機を移行可能)。
同じように事務プログラムを数台に待機させてある。ORACLEのデータバックアップについても複数台にバックアップを行い不測の事態に備える。

・マスタ登録
レストランなどで使用するハンディーのメニューが同じものでも場所(レストラン、食堂等)によって異なるため登録するメニュー総数が数百になった。むやみに多数のメニューがあってもハンディーを使用するものがなかなか探せないようであれば意味がないので「大盛り」メニューなどを付けてまとめ、マスタへの登録も軽減し使用者にもわかりやすいようにした。

・その他
センター着工時からシステム機器を搬入し実際に稼動させテストを行っていたため、海に近くて湿気がすごく、窓を開けっ放し等にしているとシステム機器に悪影響を及ぼすことがわかり、その対策をした。

4.評価
当初ユーザーへの指導が徹底して行われていなかったため、操作に起因する障害対応に追われたが、業務全体の停止に至る障害はなく、稼働後約1週間で安定稼働できる目処をつけた。オープン後、半年が経過し、特に問題なく稼動中である。
予約の情報を各PCより参照し、それぞれが早い対応を取れるようになっている。