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会合 平成18年度

第2回マネジメント研修会
日時 平成18年9月7日(木)15:00〜19:30
場所 住友芝公園ビル(東京都港区)
討議テーマ IT部門の人材育成
*年間討議テーマは末尾参照
参加メンバー 12人
話題提供企業 食品業(A社)、製造業(B社)

議論した内容の抜粋版
第1回のマネジメント研修会は、参加メンバーの自己紹介と今年度の活動内容(議論するテーマとスケジュール)の検討が中心でしたので、第2回の今回が実質的なマネジメント研修会のスタートとなりました。

この研修会は、各回で議論するテーマを決め、参加メンバーの中から2社(3社)/回ずつ発表担当を決めて、各社の課題や取り組み内容について話題提供いただきながらディスカッションし、共通の課題についてはその解決策の方法論を見出していけるように進めています。

今回のテーマは「人材育成」で、食品業A社、製造業B社のメンバーから話題提供いただき活発なディスカッション、情報交換が行われました。

  1. IT部門の人材育成の方法について

  2. A社はスキル管理は行っていないが、育成方針、情報システム部門の使命・役割を明文化して、開発業務をこなしながら徹底的にOJTで鍛えあげていく育成手法。 一方B社は、基幹システム切替えを終了したことから、今後の人材育成プランを再構築するため、ITSSに基づいたスキルマップを作成しこれに沿った目標管理、育成を検討中。
     
  3. IT部門の人材の流動化について

  4. A社は業務部門との交流が活発で、システム設計するためにIT部門に籍を置きながら半年もしくは1年間、業務部門へ異動させるほど人材交流は活発。IT部門から他部門への定期異動も意識的、計画的に行われている。 
    B社はIT部門と業務部門(事業部門)の人材交流(異動)が少なくなっているため、スキルマップ上に人材交流を明確化し、活性化を狙っている。
     
  5. 人材育成における課題

  6. A社では、社内開発が増えて守備範囲の拡大により、IT部門の適正な人員構成がどのようなものか見極めが難しくなっている。また人材を育てても意図的に他部門へ異動させる仕組みもとっているため、若年層(20代)の人材不足が課題になっている。
    B社では、業務経験機会の少なさと中堅層(30代前半)の空洞化が課題となっている。若手(20代)のレベルアップを進めるために、人材育成プランの可視化とPDCAサイクルの定着を図る。外部講習費用も高額であり、PDCAを継続するために、内部講習やOJTの充実も検討しなければならない。

  7. まとめ

  8. 人材育成は各社各様の事情があり一様に決めることはできない課題だが、求められる人材像を描き、その人材に必要なスキルとレベルを設定して、人事評価とリンク付けることも必要ではないか。しかし、教育費の予算を単純に上乗せするのは、費用対効果が見えにくく難しい。戦略を説明して、その戦略に則ったプランで実施すると一人に対していくらの教育費がかかるというストーリーで経営サイドに進言しないと、容認されないだろう。  

以上は、業種の違うメンバーで初めて議論した内容の一部分ですが、活発な情報交換が行われ、いろんな気付きやヒントが得られた研修会でした。
情報交換の後は、アルコールを入れたフリーディスカッションで、様々な話題で盛り上がりました。

次回は宿泊研修会で、議論も親睦も更に深める予定です。

年間討議テーマと活動スケジュール
第2回(9/7)人材育成
第3回(10/13-14)日本版SOX法への対応
第4回(11/21)IT投資評価(システム構築の見積方法)
第5回(1/18)セキュリティ対策
第6回(3/1)今後の情報システム部門のあり方
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