実務者セミナー体験会合2006 会合報告 関東NUA
開催概要講演会意見交換会交流会・総評担当委員から編集後記
講演会 「日本企業を支えた挑戦者達の共通点に学ぶ」
プロジェクトXの黎明期とヒットへの道のり 〜マーケットは外に新たに作れ!
難攻不落と言われた高視聴率民放番組が肩を並べる21時台に切り込んで成功したプロジェクトX。その黎明期における制作秘話とは?
  • 当初は外部に中身が漏れないためのコードネームだったが、それがそのまま番組名になった。
  • これまでと違った視聴者層をターゲットとして新たな市場開拓をする。
    →それはサラリーマン層。
  • 21時にはまだ大抵帰宅してTVを見ていないサラリーマン層をTVに釘付けにする秘策は?それは視聴者層とニーズを一致させること
    →これは民放においても強い番組の条件。
      「マーケットは一杯だ。だから外に作ろう。それは”サラリーマン”がターゲットだ。“日本人”でなく“日本企業”が成し遂げた偉業を特集するドキュメントだ。」
取材して気付いた、日本のチャレンジ精神!
  • 取材開始当初は疑心暗鬼、しかしあっという間に日本企業に対する今までのイメージは逆に。
  • 欧米のものまねではなく、われわれの周りにあるほとんどのものが日本人、日本企業の努力でつくられていた。なんと日本とはチャレンジャーで前進的か!
    →ゴールデンタイムでやってみたくなった。そして制作チームのモチベーションはおのずからピークへ達していった・・
”Change & Challenge”〜「常識に囚われるな」 成功を維持し続ける秘訣
  • 番組制作においても、常に変える事に挑まなければいけない
  • 上り調子のときに変えないとダメ。下り始めてからでは遅い。
  • スタジオ出演者を芸能人ではなく、プロジェクトメンバー本人たちにした。
    「芸能人はウケる」民放での常識くつがえす。「本人を出演させてほしい」視聴者の声信じた。
  • 初出演の技術者が、素晴らしい言葉と本物の涙、ありのままの自分をさらけ出してくれた。まさにドキュメント。
    ”部下がついて来るかはリーダーが苦しんだ量に比例する。” スタジオスタッフ皆が涙ぐむ収録となった。
  • このとき、自分が常識に囚われていたことに初めて気付いた。
    大抵、常識に囚われていることにすら気付かない→気付きを得る→常識を取っ払うこと。これが鍵。
  • 出演者同様、オープニング・ビデオも演出を変えた。
    個別の問題提起でなく、全国視聴者から共感得るテーマとした。→自分の問題と近いモノを視聴者は見る
プロジェクトXにおけるプロジェクト管理 〜現場リーダーへの全権委任
  • 部の全体会議は一度もしない。制作はデスクと担当ディレクター2人で行わせる。
  • 制作全権をデスクに与え、全責任を持たせた。
    →その結果、現場にスピード感が生まれ、だんだん有機的な一体感を得られるようになった。
  • デスクがディレクターを常にサポートする。また常に人材の活性化を図った。
プロジェクトXに出演した挑戦者達の言葉 〜素晴らしいリーダーには同じ言葉がある
  • デスクを担当して何よりの財産、PJマネジメント、運営することの勉強ができたこと。
  • そして、40本の番組担当で、錚々たるプロジェクトリーダーに出会えたこと。
  • 決断力や生き方、部下の声が聞けた。
  • 素晴らしいリーダーには同じ言葉がある。
     「現場から学ぶ」・・・壁に当たったときの突破口は現場にあり。
     「感動」・・・部下に仕事で感動与えること。成功体験が部下をさらに育てる。
     「プロジェクトは常に感動から始まる..」
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