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〜会合報告〜



報告TOPシステムリスク管理人材育成@人材育成A情報部門の体制│開発/運用の効率化

 (5)「開発/運用の効率化」意見交換概要

参加メンバーの皆様から自己紹介をいただいたあと、各社におけるシステム開発/運用効率化の現状と、今後どのようにしていけば効率化を図っていけるかについて意見交換を行いました。
開発における自社内企画担当と外部コンサルの役割分担・コスト試算・品質問題等や、運用フェーズにおけるメンテナンス要員の確保・教育・コスト低減案、また、開発と運用のフェーズにおいてのSIパートナー選択等々について議論が進められました。
討議対象の範囲が広く最終的な結論(共通解)を導くまでには至りませんでしたが、各社共通の現状課題については十分に共有でき、今後の効率化に向けての考え方や方向性のヒントを得られたのではないだろうか。非常に有意義な意見交換会でありました。
◆開発効率化についてのおもな発言内容
 
開発/運用に関わる人員削減の中、如何に効率化を推進していくかが現状の課題となっている。
自社内だけでは開発/運用が進められず、プロパーと派遣・外注先のメンバーが一緒になって進めざるを得ない状況である。
SI供給側にとっては、運用を請け負った場合に人員の人事ローテーションが難しくなる。その要因は期間が明確になっていない(要はその仕事がいつまで続くかわからない)状況において、新たな人員を投入して回収できるかの判断が難しいためである。
  これについては長期契約を前提とし、例えば開発から運用までを5年計画で見積もり、契約することで手が打てる。運用費用については90%ルール(毎年費用を10%ずつ削減していくルール)等で、コスト的なメリットを打ち出せる。また、供給側についても5年間というなかで費用も明確になり、SLAを落とさずに人事ローテーションを計画できる。但し、その際には費用内であればやり方は供給側に一任される必要がある。
開発と運用を別々のパートナーにやらせる場合がある。コスト面からみればメリットがあるかも知れないが、現場からみると非常に効率が悪い。
  普通、開発段階で運用設計まで行うため、当然開発を任せたパートナーに運用までやっていただくことが一番良い。問題はコスト面であり、やはり見積もり段階で開発~運用の総費用を見積もらせ、総費用としての妥当性を検証すべき。
コスト低減のために中国の活用について討議。確かに日本に比べて単価が安いので、価格的には魅力があるが、文化的な違いがあることを十分認識しなければならない。
  中国は終身雇用という考え方はなく、自分のキャリアがアップすれば次の条件の良い企業へと移ってしまう。平均在籍はおよそ1〜2年であり、長期開発案件には要注意である。
基幹システムと連動していない、または切り離してもさほど影響の無いシステムについては外出し(相見積もり)すべき。このような部分からパートナーを1社に絞らず、費用低減効果を出せるのではないか。
IT費用低減の例として、製造メーカーが部材を調達する際に、その調達システムを物流(ロジスティクス)会社にオペレーティングしてもらうような方法がある。


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