NUA WORLD 関西NEC C&Cシステムユーザー会

会合 平成27年度

女性視点から考える「女性活躍推進」
第3回情報交換会

開催日時 平成27年8月26日(水) 14:00〜18:30
場所 NEC関西ビル 38階
参加者 14社18名

情報交換会 本テーマの活動は昨年度よりスタートし、今回で3回目となりました。
今回は、ご自身が経営者として活躍されており、また女性アテンダントの導入など推進される立場でもある水間鉄道株式会社 取締役会長 関西(せきにし)佳子様に講師としてお越し頂きました。ご自身の経験をご講演頂いた後、ディスカッションのファシリテータを担当頂き、現状・課題・悩みについて、出席者の皆さんの発言が同じ課題や悩みを持つ他の出席者の皆さんのアドバイスにつながり、活発な意見交換が行われました。
その後、場所を変えて懇親会を開催しましたが、いくつもの会話の輪ができ、時間いっぱいまで皆さんが情報交換されている姿が印象的でした。

第1部 特別講演「リーダーとして、女性として」
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テーマ: リーダーとして、女性として
講師: 水間鉄道株式会社 取締役会長 関西 佳子様
 
最初に講師の水間鉄道株式会社 取締役会長 関西様にご講演頂きました。水間鉄道のご紹介、バブル後の会社の会社更生法適用に至る経緯の説明の後、関西様ご自身の経歴として、20代の証券会社でのOL、主婦・派遣社員、30代のフリーSE(事業主)のご経験、40代からの水間鉄道との関係のご紹介がありました。

水間鉄道は、80名の社員が運営する5.5Kmの地域鉄道であり、女性社長は前例のない業界です。
マスコミでの取り上げ方は「主婦から社長」という点で語られていましたので、ご講演前には「なぜ社長に?」という疑問がありました。しかし、お父様の鉄道人としての水間鉄道再建への関わり、杵屋創業社長の熱意、ご自身の事業主としての経験を伺い、疑問は納得に変わりました。
事業規模の小さい会社とはいえ、ご自身も大変なプレッシャーと戦い、再建を進めておられる現状が伝わってきました。

ご講演の最後に心掛けていらっしゃる事の紹介がありましたが、柔らかな物腰の中に強さをお持ちのお人柄が現れていると思いますので、その一部をご紹介します。
  • システム的思考法の活用 Yes/NoのほかにLoopもある。答えがないものはLoopするが、無限回ではなく、何回行うか決めておくことが大切。
  • 和敬静寂(茶道の心得。「主人と賓客がお互いの心を和らげて敬い、心静かに動ずることがない」)
第二部 座談会
まず、全員の自己紹介から始まりました。その際、関西様より「この場で是非言いたいことを一言」とのリクエストで、皆さんお一人ずつの思い・ご意見・質問を頂きました。
最初は、関西様が参加者の皆さんに答える1対多のコミュニケーションでしたが、参加者の皆さんご自身の悩みごとに対し他の参加者の方々からご自分の考え方や経験が紹介され、多対多のコミュニケーションに変化していき、議論が盛り上がっていきました。
今回、ご参加の皆さんの心配は、必ずしも女性に限らず男性にも共通の悩みであると感じました。
以下、一部をご紹介します。
  • リーダとして評価されるのはうれしいが、責任も増え、やり切れるか不安。
  • もっと時間があったらクオリティの高い仕事ができるのにと思うことが長かった。
  • 自分にできるのか?
など、限られた時間の中で仕事に取り組むジレンマに対して、
→上(管理者)の仕事はしんどいけれど、楽しい。目の前のことを一つづつクリアしていくと分かる。
→後輩に、後継者になりたいと思われることが大切。
→悩んでいる人に出来ない人はいなかった。やってみては。

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  • 両親に何かあれば、実家に帰らなければならない。管理者がそれでよいか。
→男性も同じ。大手であるほど、大丈夫。

  • モチベーションを上げる方法は?
については、参加者の皆さんからそれぞれの考え方が披露されました。
  • 結婚したことで、定時に家に帰らねばならない。仕事を減らさなければならない。
    一方で、クオリティは下げたくない、もっとできると思う。
→上に上がるべき、自分で決めることができる。
→結婚を機に退職するという社員がいたが、新しい客先で流れをつかみ新たな仕事の進め方を身につけた。

  • 女性の強みをどう考えているか。
→皆と同じ土俵で戦わなくてもよい。得意なところを伸ばせば良いのではないか。
柔軟に考えられるところは女性の方が適している。
→自分の中で予定を立てて段取りを進めたいが、子供に壊される。最初は嫌だったが慣れてきて、壊れた予定を再構築している。

最後に、関西様より
「リーダーはこういう人」という一つの像はない。自分なりの像を作っていければと思います。
との言葉で、座談会をまとめて頂きました。
第三部 情報交換会(懇親会)

場所を移して、軽食とワインを手に参加者の皆さんの活発な情報交換が引き続き行われました。
座談会の中で出たキーワードについて、質問や共感のリラックスした雰囲気の中、いくつもの会話の輪が生まれ、中締め後もその会話が続きました。参加者の皆さんが今まで相談したくてもできなかった、それができるコミュニティになっていくのではないかと感じました。

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