NUA WORLD 関西NEC C&Cシステムユーザー会

会合 平成24年度

管理者懇談会 第2回会合

目的
管理者懇談会では、情報化企画またその意思決定に係わる部門長以上の方々で、各社で抱える情報化の課題や、効率的なITの利用等について、意見交換を主体に、メンバー間の相互研鑚、業種を越えた人脈作りを目的に活動を行います。
日時 平成24年9月11日(火) 13:30〜19:00
場所 NEC関西ビル 38F
参加者 16社16名
講演会
参加者
36社43名
(講演会には登録メンバー以外の方々もご参加いただきました。)

初回の顔合わせから一月が経ちましたが再会です。
今回の情報交換のテーマは「人材育成」です。
内容は、講演会と管理者懇談会の2部構成にて行われました。
講演会は、「セルフマネジメント」をテーマとして、メンバー以外の方々にもご案内させていただき、多くの参加者が集まりました。
第1部(講演会)— 13:30〜15:00
テーマ: 目標達成のためのセルフマネジメント〜奥村流!個々の能力の引き出し方〜
講師: NPO法人ベースボールスピリッツ  理事長 奥村 幸治 氏
写真1
講師の奥村さんは、1993年にイチロー選手(当時20才)が日本最多安打記録210安打達成のとき、「イチローの恋人」とよばれ専属打撃投手をされていました。
イチロー選手の原点となる19才、20才の頃、毎日、寮・グランド・遠征先・食事をともに行動することで、「なぜ、ここまでの一流選手になるのか、なれるのか。」を間近で見てこられました。

そのような貴重な経験をお持ちの奥村さんに、セルフマネジメントをテーマにお話いただきました。
アンケート結果の満足度も100%で、多くの方に「聞いてよかった」とコメントをいただきました。

主な内容は次の通りです。

○打撃投手はいかに気持ち良くバッターに打たせるか。
シーズン中、1分6球の間隔で、1日20分。約150〜180球しか投げない。
その中でもボール球は5球程度。それでお給料がもらえる。
しかしながら、チームを裏で支える大変なお仕事であることは間違いない。
野球をするには小柄すぎる体格。運よく20歳でオリックスの打撃投手に入団できた経緯からお話が進みました。
プロとしての”自覚と責任”、目標設定と同じ方向性を向かせる重要性、キャンプにおける気付きの場、コーチングの方法、そして参加者皆さんがとても興味を持ったイチローのお話。
ビジネスの世界にも非常に役立つ講演で、今回ご参加いただきました多くの皆様に目から鱗のお話でした。

○自覚と責任
グリップエンドに小指をかける打法を誰がなんと言おうと、それで怪我なく打てれば文句はないとイチローはやり続けた。
イチローを見出したとも言われる当時の仰木監督のお話にも及んだ。これまで規律の厳しかったチームのルールを仰木監督は自由に。それは、自由の中にも自覚と責任を持った行動をし、しっかりと結果を残せば良いと言う考えでした。当時の田口選手やパンチ佐藤選手らの裏話も面白いお話でした。

○目標設定
試合前の練習はどのチームもコミュニケーションを取りながら良い雰囲気を作り出し、試合に臨む。しかしながら当時の西武ライオンズは、仲が悪いのかと思われるくらい、個々が黙々と練習をする。それでも強かった。
合前のミーティングでは、たいてい”抑えろ””打て”などと言った結果の話しかしない。しかし強いチームは違う。個人個人が毎日、手の届く目標設定を行う。目標をつかむために考えさせる。そして個々が自分のことをしっかりやることにより同じ方向性を向かせるといったお話でした。

○気づきの場
日米のキャンプの違いについて、日本は朝から夕方までみっちり行うが、アメリカでは3時間だけ。またアメリカでは、メジャー以下、3A、2A、1Aと同じ場所・環境で練習が行われ、これから上を目指す選手が、メジャーの選手を目の前に練習できることで刺激や気づきを植えつけられるとのお話も伺いました。

○コーチング
日本は与えるコーチング。まさに日本のお母さん。非常に過保護。
アメリカでは、コーチは選手から聞きだすコーチングを行う。選手がコーチに気持ちを伝え、コーチは必要なときに気づいてくれる。コーチと選手間の距離感が非常にうまく出来ていると話します。

○イチローのセルフマネジメント
イチローのセルフマネジメントとして大きく3つ挙げてお話された。
ひとつは常にプラス思考で、ルーティンを大事にしている。
そして、夢は高く、目標は手を伸ばせば届くところに置く。叶わない目標だとマイナス思考になる。
最後に体調管理を欠かさない。準備と考え方がしっかりしたイチローである。

写真2:受講風景高校3年間、10分365日素振りを続けた。「継続できる天才」である。

その他にも、田中将大選手や、稲葉選手、星野監督など、これまで講師の奥村さんが一緒に戦ってきたことをエピソードも交えお話いただきました。
講演終了は、奥村さんの著作の販売が行われましたが、即完売となりました。

第2部(管理者懇談会メンバーのみ)— 15:15〜17:30
参加者より事前に下記項目を中心に自社における人材育成の取り組み、考え方、問題点や課題、悩みなどをまとめていただき、会合でご報告いただきました。
配布されました資料はメンバー内だけの取り扱いと言うことで、ここではご披露できませんが、メンバー内では大変貴重な資料として参考になったのではないでしょうか。

写真3:受講風景

  • システム部門の年代別、男女別の部員数
  • システム部門が担当する主な業務
  • 全社員として必須な教育コース
  • システム部門として必須な教育コース
  • 自社にはないが必要と思われる教育コース
  • システム部門として必要な資格と重要性
  • 昇格のルール、基準
  • ローテーションの有無
  • うつ病などのメンタルヘルス対策 など

次回も「人材育成」をテーマに更に深堀りさせます。
終了後は、場所を変えて有志にて懇親会を行いました。
懇親会の席では、人材育成の続きも情報交換されましたが、その他色々なお話で大いに盛り上がりました。

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