システム雑感
(トゥゆーNo.4)



東亜青果(株)
秦野 一憲


創ってみたい人間中心の21世紀システム
 近年のパソコン業界の進化のスピードは尋常ではない。次々と出てくる新製品は、個人消費者の購買意欲を刺激する、より高性能なハードと高機能なソフトがプリインストールされている。財布と相談しながらどのタイミングで購入するべきか悩みが多い。パソコンの進歩で便利になったことは事実である。モバイル環境を整えれば、自宅であろうが車中であろうが出張先のホテルだろうが、どこでも仕事でも遊びの情報でも用を足すことができる。私自身も、出張先でメール確認は欠かせないし指示もできるので仕事がはかどることにパソコンは大いに貢献している。願わくは、自分だけがこのような世界で仕事ができれば大いに利益に繋げることができるのであろうが、世の中全体が同様な環境であるので、逆に使わないと落ちこぼれてしまうから困ったものだ。
 先日から社内21世紀システムの検討会が始まった。現行システムの見直しをしているが、25年前に、私自身が作ったシステムが、まだ稼動していることを知って愕然とした。変わらなかった原因を考えてみた。当時、システム構築の最大の課題は電算導入に合わせた現場業務改善であった事を思い出した。機械中心に仕事の流れを変えたのである。このようにして事務処理の合理化ができたのである。故に、業務自体と電算処理が表裏一体になっているのでいままでシステムを変えることができなかったのであろう。しかし、現在、コンピュータは人間に近づいてきている。21世紀システムの課題は、人間中心の業務改善を行いシステムがこれを補佐するようなものではないか?
 こんな、システムを創ってみたいと提案しているが…